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No.056 ガンダムTR-1(ヘイズル改)
TITANS PROTOTYPE MOBILE SUIT
■SPEC
MODEL NUMBER:RX-121-1
TOTAL HEIGHT:18.1m
WEIGHT:41.5t
TOTAL WEIGHT:63.0t
GENERATOR OUT PUT:1420kw(+390kw)
MATERIAL:TITANIUM CERAMIC COMPOSITE
(LUNA-TITANIUM ALLOY)
ARMAMENTS:BEAM RIFLE,BEAM SABER,HEAD VULCAN
SPECIAL EQUIPMENT:BOOSTER SHIELD,GRENADE LAUNCHER
■星のコメント
なんとなくガンダムっぽい機体ですが、追加されたようなパーツが多数ありますね。原作の方はよく知らないので、愛着は湧きません。
■ヘイズル改について
「ガンダムTR-1」は、RGM-79Q ジム・クゥエルをベースに“ガンダムヘッド”が敵味方に与える心理的影響をテストするために作られた機体である。各種強化パーツによって高性能な機体となっており、オプションパーツも豊富で“フルアーマー”や“高機動装備”などの各種仕様機が存在する。U.C.0084年末にコンペイトウ(旧ソロモン)兵器工廠において数機の試作機がロールアウトそ。ティターンズのテスト部隊(Titans
Test Team=T3部隊)に配備された。当時この部隊では、連邦軍の正規部隊で配備が進められていたRGM-79R ジムⅡの評価試験が行われており、実戦データの収集を兼ねて、ジオン公国軍残党の討伐任務などに投入されていた。「ガンダムTR-1改」は、公国軍残党との戦闘で大破したマーフィー隊長機を、コンペイトウに配備されていたジム・クゥエルのパーツとT3部隊の運用艦「アスワン」にストックされていた予備パーツで修復した機体である。この機体には、それまでに蓄積されていた実戦データと機体開発のノウハウが盛り込まれており、機体各部の強化パーツは、内部構造や他のパーツとのバランスが再検討され、MSとしての完成度が高められている。その結果、外観はより統一感のとれたフォルムとなり、軽量化やスラスターの出力強化によって推進力は10%ほど向上している。また、コクピットには研究が進められていた360°全天周モニターやリニアシート・システムが試験的に導入され、OSもバージョンが更新されたため、機体の操作性は初代のTR-1から大幅に進歩している。並行して開発されていたシールド・ブースターなどは、後のTMA(Transformable
Mobile Armor=可変モビルアーマー)やTMS(Transformable Mobile Suit=可変モビルスーツ)へと発展し、その機体強化策も後の量産機の改修などに採用されている。つまり「ガンダムTR-1」は、この時期に地球連邦軍が殊にティターンズが模索した数多くの機動兵器の試金石となったと言っても過言ではない。
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