No.062 ガザC(ハマーン・カーン専用機)
AXIS MASS PRODUCTIVE TRANSFORMABLE MOBILE SUIT
■SPEC
MODEL NUMBER:AMX-003
TOTAL HEIGHT:22.5m
WEIGHT:40.8t
TOTAL WEIGHT:72.5t
GENERATOR OUT PUT:1720kw
MATERIAL:GUNDALIUM ALLOY
ARMAMENTS:KNACKLE BUSTER,BEAM GUN,BEAM SABER(LEG CLAW)
■星のコメント
量産機とはただの色違いです。映画版でのみ搭乗しますが、この不細工さが私は好きですね。
■ガザC(ハマーン・カーン専用機)について
“ガザC”はアクシズが開発した可変MSである。一年戦争の終結に伴い、火星と木星の間の小惑星帯アステロイドベルトの宙域まで逃げ延びたジオン公国軍の残党は、採掘および木星航路の中継基地であったアクシズを潜伏拠点とするため、居住設備を拡充する必要があった。その作業用の機体としてガザA、ガザBが開発され、小型のコロニーに匹敵する規模に球形居住施設“モウサ”の建設に投入された。当初の指導者であるマハラジャ・カーンは、アクシズでの永住も視野に入れていたが、マハラジャの死後、その方針は転換され、地球圏への帰還が決定した。それに前後して、作業用のガザシリーズを生産する設備を流用してガザCが開発、生産されることとなった。本来が作業用の機体である上、MAとしても運用できるよう可変機構を採り入れたせいもあって運動性や機動性は決して優秀とは言えず、また、当時のアクシズには組織的にパイロットを養成する設備も機関も確立されておらず、パイロットの練度不足も問題であった。それらを補うべく、生産性が優先され、砲撃戦を中心とする集団戦術が想定された。実際には、ナックル・バスターの搭載とジェネレーター強化が計られ、各ユニットは動力ケーブルによってリンクされている。アクシズが地球圏に帰還した時点で、本来の専用機であるキュベレイは既に完成していたが、初遭遇で手の内を全て晒すほどハマーンは迂闊ではなく、まずは量産機の生産能力を誇示しつつ、余計な脅威も与えずに済ませるという遠謀深慮があったのだろう。 |
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