No.071 ザクⅠ スナイパータイプ
MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT SNIPER USE


SPEC

 MODEL NUMBER:MS-05L
 TOTAL HEIGHT:17.5m
 TOTAL WEIGHT:67.9t
 GENERATOR OUT PUT:899kw(+700kw)
 MATERIAL:SUPER HARD STEEL ALLOY
 ARMAMENTS:BEAM SNIPER RIFLE,ZAKU MACHINEGUN,VULCAN

星のコメント

 ライフルがかなり大きいです。稼動も滑らかで、よく出来たモデルですね。

ザクⅠ スナイパータイプについて

 “ザクⅠ・スナイパータイプ”は、地球上で老朽化したMS-05 ザクⅠを再利用すべく長距離狙撃用に特化させた機体である。ジオン公国軍において長らくMSでの狙撃ミッションには、マゼラ・トップ砲を利用した戦術が取られていたが、命中精度と火力に乏しく懸案事項となっていた。更にガルマ・ザビ大佐の戦死以降、勢いづく地球連邦軍の足を止めるべく長距離からの破壊活動が可能な兵器を要請されていたのだ。本国ではサイコミュを応用したオールレンジ兵器を狙撃ミッションに使用することを検討されていたが最前線である地球では逼迫した課題だったのである。オデッサの敗戦以降、本国からの支援がほぼ打ち切られた地球方面軍のキャリフォルニア・ベースではMS-14 ゲルググで実用化されたビーム兵器の携帯技術を転用してザクⅠ・スナイパータイプを開発したのである。ザクⅠは実戦部隊のほか、輸送・工作部隊で使用されていたものの既に第一線を張れない旧式機となっていた。だが、ビーム・スナイパーライフルとそれを稼動させるため急造で作ったサブ・ジェネレーター搭載の大型ランドセルを背負わせることによって自走可能な長距離メガ粒子砲台へと生まれ変わったのだ。また固定するために脚部へ新規に格納式ニーパッドが設けられ、頭部も強行偵察型ザクのカメラと防衛用のバルカン装備のタイプに換装されている。これらの改造の結果、ザクⅠ・スナイパータイプは格闘戦や攻撃の回避が著しく困難な機体となったものの、人海戦術で迫る地球連邦軍の大部隊にゲリラ戦を仕掛ける事で、彼らの侵攻速度を緩めるのに貢献したようだ。



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