|
No.083 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)
NEO ZEON MOBILE SUIT FOR NEWTYPE
■SPEC
MODEL NUMBER:MSN-03
TOTAL HEIGHT:21.0m
WEIGHT:28.0t
TOTAL WEIGHT:64.6t
GENERATOR OUT PUT:3340kw
MATERIAL:GUNDALIUM ALLOY
ARMAMENTS:BEAM ASSAULTRIFLE,BEAM SABER,FUNNEL,MISSILE,SHIELD(MEGA PARTICLE
BEAM GUN)
■星のコメント
逆襲のシャアシリーズから待望のモデルが登場しました。作りごたえもあり、出来栄えも納得できました。素組みでも、いい感じになります。
■ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)について
「ヤクト・ドーガ」は、シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンが率いるネオ・ジオンが開発したNT(ニュータイプ)専用重MS(モビル・スーツ)である。主力MSのAMS-119
ギラ・ドーガをベースとして、実際の建造はAE(アナハイム・エレクトロニクス)社のグラナダ工場で行われた。ギラ・ドーガのムーバブル・フレームを流用し、ジェネレーターは、ベース機のおよそ1.6倍の出力を持つ大型のものに換装した。さらに各種アビオニクスもレイアウトが変更され、装甲材もチタン合金セラミックス複合材からガンダリウム合金系のものに変更されている。しかし、ギラ・ドーガへのサイコミュの搭載は困難を極めた。稼動に必要とされる装置やデバイス自体を小型化したものの、機能的には不十分なものとなってしまったのである。そこで、小型化の過程で省略された機能を代替するため、新技術であるサイコ・フレームが採用された。サイコ・フレームは、高機能のコンピューターチップを金属粒子のレベルで構造材に鋳込むという新技術であり、サイコミュの機能を代替、または強化すると言われている。サイコ・フレームが組み込まれたことにより、逆にヤクト・ドーガのレスポンスや追従性は飛躍的に向上することとなった。厳密には改造機であったにも関わらず、不十分な機能の補完どころか、ある側面では要求スペックを充分以上にクリアしていた。ただし、機体の水準は所期の目標値を超えるものではなかったため、実機の建造は数機にとどまり、改めてサイコ・フレームの搭載を前提としたMSN-04
サザビーが開発されることとなったのである。それでも、ヤクト・ドーガの戦闘力そのものは非常に高く、特に、高出力化されたファンネルを充分に使いこなせるNTパイロットが搭乗した場合、その戦術的な意味合いは大きく、戦局に多大な影響を及ぼすだろうことは言うまでもない。 |
|
|