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No.087 ザクU改
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
■SPEC
MODEL NUMBER:MS-06FZ
HEAD HEIGHT:17.5m
WEIGHT:56.2t
TOTAL WEIGHT:74.5t
GENERATOR OUT PUT:976kw
MATERIAL:TITANIUM ALLOY CERAMIC COMPOSITE
ARMAMENTS:MMP-80 90mm MACHINEGUN,HAND GRENADE,HEAT HAWK
■星のコメント
ザクUの最終型です。ザクマニアにはたまりませんね。モデルとしての出来栄えも素晴らしいです。
■ザクU改について
「ザクU改(ザク改/ザクFZ)」は、ザクのバリエーションの中でも最も後期に開発されたものである。機体各所にはサブスラスターが増設され、ランドセルのメインバーニアスラスターも大型化され3基に増えている。スペック的には、エースパイロット用のS型に匹敵するスラスター出力を持ちながら、操作性はF型に準じるという隠れた名機であった。ただし、推進剤の総積載量は変わっていないため、推力全開時の作戦遂行時間は従来の半分に過ぎないとされている。一説によれば、MS-09系(ドム系)の機体に匹敵する運動性を持っていたともいわれるが、これはその操作の容易さによるものと見ることもできる。この優秀な操作性は、以前からMS-06(ザクU)を愛用していたパイロットに歓迎されたのみならず、新兵や学徒動員の兵士をも助けることにもなった。総合整備計画が完了した段階で開発されたため、本機にはMS-14(ゲルググ)などの新鋭機との間に多くの互換パーツが使用されていた事も性能の向上に寄与している。コクピットも総合整備計画に基づいており、第2期生産分のものが搭載されている。このコクピットは、パイロットの保護と操作系の整備が行われていたことで知られている。また、メンテナンス性も極めて高く、連邦軍が採用している機種の部品を流用することも可能であった。MS-06FZは、ロールアウトが一年戦争末期であったこともあり、本機の生産・配備数は少なく、投入された作戦も極わずかだが、頭部に追加装甲を施された機体も存在していた。これは、配備先での修理や改造の際にパイロットの意見を取り入れて改装されたものと考えられている。このタイプは12月13日にリボーコロニーを襲撃したMS-09RU
リック・ドムUとの混成部隊の中で目撃されている。本機の戦闘事例としては、やはり当時中立であったサイド6におけるRX-78NT-1アレックスとの戦闘が挙げられる。この戦闘でMS-06FZは、RX-78NT-1を相討ちながらも大破させている。ちなみに、一般的には新設計であるとされる本機は、実際には既に配備されていたF型の全面改修機であるとする説もある。これは、型式番号が「06F」のままで、末尾に「Z」を加えたのみであることを論拠としている。また、F型は既に多数配備されていたため、新たな型番を設けることによる混乱を恐れての処置だったとも言われている。 |
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