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No.088 サザビー
NEO ZEON CHAR AZNABLE'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT FOR NEWTYPE
■SPEC
MODEL NUMBER:MSN-04
TOTAL HEIGHT:25.6m
WEIGHT:30.5t
TOTAL WEIGHT:71.2t
GENERATOR OUT PUT:3960kw
MATERIAL:GUNDALIUM ALLOY
SPECIAL EQUIPMENT:FUNNEL
ARMAMENTS:MEGA PARTICLE BEAM GUN,BEAM SABER,BEAM SHOT RIFLE,BEAM TOMAHAWK,SHIELD(MISSILE)
■星のコメント
シャアが搭乗する最後のMSで、色はやはり赤です。カッコイイですね。作りごたえもあって、なかなか良いモデルです。
■サザビーについて
MSN-04 サザビーは、シャアを総帥として再興したネオ・ジオンが開発したNT(ニュータイプ)専用MSであり、新生ネオ・ジオンのフラッグシップMSである。当初、シャア専用機としては、AMS-119
ギラ・ドーガをベースとするMSN-03 ヤクト・ドーガなどが開発されていたが、スペックが要求値に達せず、試行錯誤を経て新規に大型の機体が開発されることとなった。この機体に求められたのは、まずMSとして優秀なことで、ファンネル=ビット系の遠隔攻撃端末によるオールレンジ攻撃が可能なフルスペックNT専用機である。NT専用機は、ミノフスキー粒子が散布された領域で圧倒的な威力を発揮するが、パイロットに高いNT能力が求められるため稼動条件が厳しく、主力兵器とはなり得なかった。しかし、単騎としての戦闘能力が非常に高かったため、グリプス戦役の期間中に決戦兵器として徴用されたことから関連技術が発展し、人工的NTとも言える“強化人間”の育成法や、簡易サイコミュとして機能する“バイオ・センサー”“インコム”なども開発された。これらの技術の延長上に“サイコ・フレーム”が誕生した。サイコ・フレームは、サイコミュの機能を持つコンピューターチップを金属粒子のレベルで鋳込んだ構造材のことで、本来は膨大な容積を占有するサイコミュの小型化、高密度化を一挙に達成した。この技術はAE(アナハイム・エレクトロニクス)のグラナダ工場で開発され、シャア率いるネオ・ジオンのNT専用機などに提供されることになった。サイコ・フレームの採用により、各種デバイスに更なる高密度実装が促進され、機体のシステム全体に余裕ができた。このことは、各種アクチュエーターや装甲の強化、軽量化などのほか、機体そのものの信頼性の向上にも寄与しており、サザビーは完全に新設計のワンオフ機でありながら、並みの量産機に勝るとも劣らない安定稼動を可能としている。さらには、シャア自身の高いNT能力と相まって、当時最強のNT専用MSとなったのみならず、純粋なMSとしての基礎スペックも、非常に高いレベルでバランスのとれた屈指の傑作機となったのである。 |
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