No.091 ギラ・ドーガ
NEO ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT


SPEC

 MODEL NUMBER:AMS-119
 TOTAL HEIGHT:20.0m
 WEIGHT:23.0t
 TOTAL WEIGHT:50.8t
 GENERATOR OUT PUT:2160kw
 MATERIAL:TITANIUM ALLOY
 ARMAMENTS:BEAM MACHINEGUN,BEAM SWORD AX,STURM FAUST,GRENADE LAUNCHER

星のコメント

 ザクにも似た機体で、量産型MSが好きな私にはたまらないモデルです。逆襲のシャアシリーズのHGUCモデルは良く出来ています。

ギラ・ドーガについて

 AMS-119 ギラ・ドーガは、シャアが総帥として再興した新生ネオ・ジオンの主力量産型MS(モビル・スーツ)である。U.C.0080年代後半のグリプス戦役後期に原型となる機体が開発されていたと言われており、第一次ネオ・ジオン戦争(ハマーン戦争)終結時にアクシズ残党が持ち出した原型機をベースに、コクピットや機体管制などの操縦、制御系にリニューアルを施し現在の仕様となった。性能的には同時期の連邦系量産機であるRGM-89 ジェガンと同程度のスペックを持つ。本機の設計思想は、公国系MSの基礎であるMS-06 ザクⅡを踏襲したもので、MS本来の“人間の機能を拡大した機動歩兵”というコンセプトに立ち返ることを目的としていた。つまり、グリプス戦役からハマーン戦争に至る時期の万能化、多機能化に伴う恐竜的進化に対して見直しが図られた機体なのである。無論、この間の技術進展による各種パーツのスペック向上は目覚ましく、汎用MSとしては一年戦争当時とは比較にならない程の高性能機となっている。基本的な仕様は空間戦闘用で、バックパックは長距離巡航用のものをデフォルトで装備している。各種のオプションを別途装備することであらゆる用途に投入することも可能。新生ネオ・ジオンMS部隊の中核をなす機体で、100機あまりが生産され、82機が実戦配備されていた。そのうち指揮官機は10機とされており、変更点は通信能力の強化に伴う頭部ブレードアンテナの増設程度だとされている。一部機能の強化やパーソナルカラーによる塗装も認められていた。ただし、基礎設計が古いこともあって、U.C.0093年の第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の時期には既に旧式化しており、当時の標準的なMS部隊編成のスペックから考えれば、すでに機種転換寸前の機体であった。その一方で、新生ネオ・ジオンが短期決戦を目論んでおり、フラッグシップ機としてのMSN-04 サザビーや、強襲用MA(モビル・アーマー)のNZ-333 α・アジールなどを建造する必要があり、新たな量産機を開発する余裕がなかったため、最も調達効率の良い機体として(ほぼ無償とする説もある)提供されたと言われているが、詳細は不明である。ちなみに、新生ネオ・ジオンのMS供給を請け負っていたAE(アナハイム・エレクトロニクス)のグラナダ工場が、独自に後継機の開発を進めていたとする説もある。



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