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No.092 ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)
NEO ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT
■SPEC
MODEL NUMBER:AMS-119
TOTAL HEIGHT:20.0m
WEIGHT:23.0t
TOTAL WEIGHT:50.8t
GENERATOR OUT PUT:2160kw
MATERIAL:TITANIUM ALLOY
ARMAMENTS:BEAM MACHINEGUN,BEAM SWORD AX,STURM FAUST,GRENADE LAUNCHER
■星のコメント
ノーマルのギラ・ドーガの基本的に色違いですが、頭部アンテナが有るのと、マシンガンが違います。ノーマルのギラ・ドーガと並べて飾りたいですね。
■ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)について
AMS-119 ギラ・ドーガは、シャアが総帥として再興した新生ネオ・ジオンの主力量産型MS(モビル・スーツ)である。その設計思想は、公国系MSの基礎であるMS-06
ザクⅡと同様の“人間の機能を拡大した機動歩兵”というものであり、いわば。MS開発当初のコンセプトに立ち返ることを目的としていた。すなわち、グリプス戦役から第一次ネオ・ジオン戦争(ハマーン戦争)に至る時期
に顕著であったMSの万能化、多機能化に伴う恐竜的進化に対する見直しが図られた機体なのである。無論、この間の技術進展による各種パーツのスペック向上は目覚ましく、汎用MSとしては一年戦争当時とは比較にならない程の高性能機となっている。基本的な仕様は空間戦闘用で、バックパックは長距離巡航用のものをデフォルトで装備している。設計自体に余裕が持たされているため、各種のオプションを別途換装、装備することであらゆる用途への投入も可能であったこの機体は、新生ネオ・ジオンMS部隊の中核をなす機体として100機あまりが生産され、82機が実戦配備されている。そのうち10機が指揮官機としてロールアウトしている。変更点は通信能力の強化に伴う頭部ブレードアンテナの増設程度だとされているが、一部機能の強化のみならず、パーソナルカラーによる塗装も認められていた。なかでもMS部隊屈指のエースであるレズン・シュナイダー少尉の青く塗装された機体は、実質的には公国軍残党の寄り合い所帯に過ぎない新生ネオ・ジオンの結束を象徴するアイコンでもあった。ベテランと新兵をまとめあげるのは、レズンのような“エースパイロット”のもうひとつの仕事でもあったのである。ギラ・ドーガの原型となる機体は、UC.0080年代後半のグリプス戦役後期に開発されていたとされており、ハマーン戦争終結時にアクシズ残党が持ち出した。それをベースに、AE(アナハイム・エレクトロニクス)グラナダ工場での生産を前提とした設計変更を経て現在の仕様となった。性能的には同時期の連邦系量産機であるRGM-89
ジェガンと同程度のスペックを持ち、アームレイカーやエア・バルーンなど、制御系やコクピット周りも当時の標準的な装備に更新されている。ただし、基礎設計が古いこともあって、U.C.0093年の第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の時期には既に旧式化しており、当時の標準的なMS部隊編成のスペックから考えれば、すでに機種転換寸前の機体であった。とはいえ、当時の新生ネオ・ジオンの台所事情からして、新たに新設計の量産機を開発する余裕がなかったため、最も調達効率の良い機体として提供されたと言われている(ほぼ無償とする説もある)。ちなみに、AEは独自に本機の後継機の開発を進めていたとする説もあるが、詳細は不明である。 |
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