No.093 νガンダム(ヘビー・ウェポン・システム装備型)
FA-93HWS νGUNDAM HEAVY WEAPON SYSTEM


SPEC

 MODEL NUMBER:FA-93HWS
 TOTAL HEIGHT:22.0m
 WEIGHT:32.6t
 GENERATOR OUT PUT:2980kw
 MATERIAL:GUNDALIUM ALLOY
 SPECIAL EQUIPMENT:FIN FUNNEL
 ARMAMENTS:HEAD VULCAN GUN,HYPER MEGA RIFLE,SHOULDER MISSILE LAUNCHER,HIGH MEGA SHIELD,BEAM RIFLE,BEAM SABER,NEW HTPER BAZOOKA,SHIELD

星のコメント

 かなり大きいガンダムです。完成時はバランスも良く、ディスプレイしやすいですね。付属のシールもそこそこあって、カッコ良くなります。

νガンダム(ヘビー・ウェポン・システム装備型)について

 FA-93HWS ν(ニュー)ガンダム ヘビー・ウェポン・システム装備型は、模型雑誌「B-CLOB」に1988年頃、掲載されたCCA-MSV(「逆襲のシャア」モビル・スーツ・バリエーション)に搭乗するニュータイプ用MSである。この機体は、かつてのガンダム強化案「F.S.W.S.(Full-armor System & Wepon System=装甲および武装強化システム)」いわゆる“フルアーマー化”を「RX-93 νガンダム」に施すというプランによるものであり、第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)が長期化した場合に備え、νガンダムの機能強化のため立案された。基本的には、ベース機であるνガンダムには手を加えず、ガンダムタイプ初のフルスペックNT(ニュータイプ)専用機でもある本機の特性を最大限に利用するというものであった。まず、装甲強化に伴う自重増加による機動性の低下を解消すべく、装甲そのものがプロペラントとスラスターを内蔵するユニットとなっている。さらに、ビーム・ライフルとシールドは、それぞれハイパー・メガ・ライフルとハイ・メガ・シールドに強化されている。これらの“強化案”は、基本的にU.C.0090年代までの“過剰な機能増加”のベクトルに沿ったもので、νガンダム本来のコンセプトとは相容れないものと思われたが、例えば脚部の装甲兼スラスターユニットはZ系の脚部構造をベースとしていたため、歴代の“ガンダムタイプ”を参考とするνガンダムとの相性は非常に良好であったようだ。また、肩部ミサイルランチャーにはZZに実装されたものと同等の部材を採用するなど、調達の効率化も図られつつ、“ガンダム”にこだわったものとなっていた。また、各部の制御はサイコ・フレームとのリンクが前提であったことは言うまでもない。資料によれば、兵装のサイコミュ・アレンジに加え、胸部装甲へのIフィールド搭載、あるいは内装のフルサイコフレーム化なども検討されていたようだが、“シャアの反乱”の早期終結に伴い、プランそのものが立ち消えになったと言われている。



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