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No.094 シュツルム・ディアス
REPUBLIC OF ZEON DEFENSE FORCE MOBILE SUIT FOR ASSAULT USE
■SPEC
MODEL NUMBER:RMS-099B
TOTAL HEIGHT:25.5m
WEIGHT:32.5t
TOTAL WEIGHT:61.3t
GENERATOR OUT PUT:1920kw
MATERIAL:GUNDALIUM ALLOY
ARMAMENTS:VULCAN PHALANX,CLAY BAZOOKA,BEAM PISTOL,BEAM SABER,BEAM CANNON
■星のコメント
機体がリック・ディアスのものと同じで、違いは大きいバインダーだけ、というのは知っていましたが、基本的なつくりはリック・ディアスと同じです。初期のモデル流用なので、ちょっと稼動とかに違和感がありますね。
■シュツルム・ディアスについて
「シュツルム・ディアス」は、AE(アナハイム・エレクトロニクス)が開発したリック・ディアスの強化型で、背部のバインダー、リアスカート、ニーアーマーなどが換装されている。本来はクワトロ・バジーナ大尉専用機として計画されていたもので、当初のコードナンバーは“RMS-099SR”とする資料も残されている。グライ・バインダーは、ビーム・カノンとベクタードラスターを内蔵する本機最大の特徴となる装備であり、攻撃力と最高速度を同時に強化する。特にその最高速度はベース機の1.5倍とも2.5倍とも言われている。一撃離脱の強襲用重MSとしての運用に特化された機体であり、量産化の本来の目的は、リック・ディアス隊の中から選ばれたエースパイロットチーム用に配備するというものであった。ところが、クワトロ大尉が乗り換えた機体がMSN-00100
百式であったため配備計画が滞り、加えてエゥーゴの指導者であったブレックス・フォーラの暗殺と、その後継者に指名されたクワトロ=シャアが行方不明となってしまった。そして間もなく、ティターンズの崩壊を待つまでもなく、地球連邦政府とAEの意向を絶対のコンセンサスとするネゴシエイト集団へと変質、堕落したエゥーゴは、アクシズ=ネオ・ジオンの帰還を政治的に最大限利用する方策として、様々な裏取引を実行する。本機の譲渡もそのひとつであり、AEによる横流し、あるいはAEのジオン公国系技術者による持ち出しや強奪、さらには共和国の自衛目的の装備更新に対する援助などなど、諸説が取り沙汰されている。また、この時期の地球連邦系MSの横流しや払い下げのルートは、ティターンズ残党によるものも少なくない。ジオン共和国=サイド3内に潜伏する“隠れジオン派”と称される公国軍残党の手に渡った本機群は、地球連邦政府によるネオ・ジオンへのサイド3譲渡に前後して、サトウ隊長率いる“シュツルム・ディアス隊”としてエンドラⅡに編入された。そして、ネェル・アーガマとの戦闘で約半数を喪失した後、コア3の防衛や、謀反したグレミー・トト艦隊との戦闘などに投入されたものと思われる。ほかに、数機がカラバのエースパイロットの手に渡ったとする説もあるが詳細は不明である。 |
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