ガンダム V作戦セット
GUBDAM OPERATION V


星のコメント

ガンダムファンなら外せない3機のMSのセットです。様々なシールが付属しているのが良いですね。

「V作戦」の発動、そして「星一号作戦」へ

宇宙世紀0079年。地球から遠く離れたスペースコロニー群・サイド3は、突如 独立国家「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対して宣戦を布告した。ジオン軍は戦闘に際して、空間上の電磁波の伝播を阻害し、電子機器に影響を与えるミノフスキー粒子を投入した。これによって、それまでの戦闘体系は一変、無線誘導兵器は一夜にして無用の長物と化し、有視界での直接戦闘のみが有効となったのである。そしてジオン軍はそれを前提として開発された巨大人型兵器「モビルスーツ(以下:MS)」を実戦に投入し、連邦軍に対し一大攻勢をかけたのだ。その未知の新兵器の前に、数で勝るはずの連邦軍は敗戦を重ね、結果として開戦より一カ月を経ずして、地球圏総人口の約半数にも及ぶおよそ50億以上の人類が死に至ったのである。
開戦前までは巨大人型兵器の有用性を疑問視する向きもあった連邦軍も、こういった現実の前に急遽その開発を急ぐことになる。やがてMSの実戦投入を目的とした「V作戦」が発動されることとなった。この「V作戦」とは、MSの開発と量産、および戦線への投入を目的としたプロジェクトであり、それまで民間に委託されていた「RX計画」を統合しながら展開された。こうして「V作戦」に基づいて用途の異なる3種類の試作MSが建造されることになる。これが後にその活躍から宇宙世紀史に名を残すこととなるRX-75「ガンダンク」、RX-77「ガンキャノン」、RX-78「ガンダム」なのである。
RXシリーズと呼称されるこれら3機のMSには、他のMS群には見られないいくつかの共通の特徴が見られる。その一つが機体に搭載された教育型コンピュータである。これは実働データの中から最も効率が良いものを自動的に選択し、更新・蓄積するというもので、ソフト面での機体駆動制御、および運用システムの適正化に大きく貢献した。またRXシリーズではこうしたデータをより確実に回収するため、主動力装置とコクピットブロックが本体から分離し脱出装置となるなどサバイバリティーの向上が図られている。この合体・分離機構は「コア・ブロック・システム」と呼ばれ、本体から分離した特殊なものであった。また同シリーズには新素材「超銅合金ルナ・チタニウム」が採用されていた。これは軽量で、なおかつ高剛性、高展張性を持つという特性を持ち、これを構造材として潤沢に使用したことによって前述の複雑な構造と強度の両立が実現したばかりか、出力/重量比の向上によって公国軍のMSを遥かに上回る機動性を獲得し得たのである。



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