No.071 MSN-02 パーフェクト・ジオング
PRINCIPALITY OF ZEON MOBILE SUIT FOR NEW TYPE
【 MSN-02 パーフェクト・ジオングについて 】
U.C.0079年12月31日、公国軍の宇宙要塞ア・バオア・クーを巡る連邦軍との攻防戦は熾烈を極めていた。その喧そうの中、ほとんどの兵士たちに知られることなく佇む巨大なMSがあった。究極の存在であることを求められ、そのために膨大な人手や物資を費やして形作られた巨大なMSは、いまや駆る者もなく、自らの朽ち行く運命を見据えているかのようであった。むしろ、このまま動き出さない方が彼にとっては幸せなのかも知れない。唯一出撃できた兄弟は、赤い彗星を騎乗させ、幾筋もの火線が交差する真っ只中へ出撃していった。それを見送るでもなく、ただ屹立し続ける巨大なMSは、恐らくはそのまま、業火に包まれて、あるいは爆炎に四散して、永劫とも思える眠りに就くはずだ。だがそれは本当のことなのだろうか。誰も知らない。彼はもう目覚めることは無いのだろうか。誰も知らない。ただ、今はこの喧そうが静まらんことを。
【 星のコメント 】
所有するキットの中でも最大級の大きさです。これが発売されたときは、確かニュースか何かでも報道されたような気がしますが、とうとう自分も買ってしまいました。脚付きのジオング、たまりません。 |
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