1/35ミリタリーミニチュアシリーズNo.039 アメリカ陸軍 M3リーMk.l中戦車



【 M3 リーについて 】 
第二次大戦の初頭、猛威をふるったドイツ軍戦車に対抗し、アメリカの主力戦車として開発されたのがM3リー中戦車です。当時、アメリカには数種の軽戦車しかなく、開発中であった37mm砲装備のM2中戦車も量産体制が整った時には、すでに旧式となっている状態で、早急な開発のためにM2中戦車のシャーシを大幅に流用し、主砲の75mm砲を車体に37mm砲を旋回砲塔に、さらに7.62mm機銃をその上の銃塔に搭載した独特の三段構えの強武装を持つM3リーが誕生することになりました。75mm砲の旋回範囲が限られていること、背が高く目立ちやすいことなどの欠点はありましたが、強武装と強固な装甲、高い信頼性によって危機にあった連合軍戦車部隊を救うピンチヒッターとなったのです。また、砲塔を変えたM3リーはグラントと呼ばれてイギリス軍でも活躍しました。M4シャーマン登場後、さらにM3リーは、主戦場を太平洋地域へ移し、日本軍を相手に大戦の終結まで活躍を続けたのです。

【 星のコメント 】 
中学生の頃に購入し、製作した記憶があります。先日、再販さえたので早速購入。単色なので塗装もしやすく、それなりにうまく製作することができました。




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