1/35ミリタリーミニチュアシリーズNo.309 ソビエト戦車 BT-7 1935年型
【 ソビエト快速戦車の歴史、ここに始まる 】 第二次大戦前の1935年、アメリカ人技師クリスティーの考案した戦車を基にソ連軍が開発発展させたのがBT-7です。BTはロシア語で「快速戦車」を意味する言葉のイニシャルで、文字通りの高い機動性に加え、主砲に45mm砲を搭載するなど当時としてはトップクラスの攻撃力も備えていました。また車体前面に先進的な傾斜装甲を採用し、T34をはじめその後のソ連戦車デザインに大きな影響を与えました。スペイン内戦を皮切りに戦車部隊の中核として奮戦。独ソ戦が勃発すると強力なドイツ軍を相手に前線を支え、T34など主力戦車が充分に配備されるまでのつなぎ役を果たしたのです。
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【 星のコメント 】
ノモンハン事変で日本軍と戦ったソビエト戦車がまさかの登場。キットは全体的に製作しやしですが、プラ製のキャタピラの長さ調整がちょっと難しいです。車体は全体的に単色塗装なので、それなりの見栄えに仕上がります。ソビエト将校の階級章デカールが付属していたので、興味がある方は買い、のキットですね。
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