1/48ミリタリーミニチュアシリーズ
No.024 ドイツV号戦車L型



【 ドイツ機甲師団を支えた信頼の1台 】 
第二次世界大戦のドイツ軍戦車の中でも代表的な一台、III号戦車はA型からN型まで生産され、大戦初期から中盤にかけてドイツ機甲師団の主力となって活躍しました。中でも主砲に長砲身60口径5cm砲を搭載し、主砲防盾部と戦闘室前面に中空式増加装甲板が取り付けられ、攻撃力と防御力を増したタイプがL型です。主砲の5cm砲は射程距離600m以内ならソビエトのT34戦車に対してもその威力を発揮。また、砲塔前面の装甲は57mmに増強され、主砲防盾にはスペースを空けて20mm装甲板が取り付けられていました。さらに、操縦手席前面にもスペースを空けて20mm装甲板が装着されていました。そして、マイバッハ製のHL120TRM型エンジンは300馬力を発揮。トーションバー式サスペンションは機動力や信頼性にも優れ、III号戦車の中でももっとも完成されたタイプと言われています。1942年後半までに約650輌が生産され、ロシアや北アフリカ戦線で連合軍を相手に激戦を展開。大戦中盤から後半になってからも新鋭戦車タイガーIやパンサーの不足を補って奮戦を続けたのです。


【 星のコメント 】 
ジャーマングレー単色で塗装したせいか、重量感もあり、なかなかカッコ良く仕上がりました。組立もしやすく、手頃なサイズなので、これからどしどし作っていきたいですね。




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