ミラージュホビー
MR35107 
独 PzkpfwII Ausf.L ルクス軽戦車


独 PzkpfwII Ausf.L ルクス軽戦車について 
II号戦車(にごうせんしゃ、Panzerkampfwagen II)は、ドイツで作られた軽戦車シリーズである。a〜c型、A〜C型、F型に至る標準型と、砲塔は共通だが車体は全く別設計のD、E型、さらに(コンセプト上の)発展型で、これも別設計のG型以降の各タイプがある。
標準型II号戦車は、訓練及び戦車生産技術の習得用に開発された軽戦車であり、MAN 社及びダイムラー・ベンツ社、ヘンシェル社、ヴェクマン社、アルケット社、FAMO社、MIAG社によって生産された。 主力戦車であるIII号戦車IV号戦車の数が揃うまでの繋ぎとして、非力なI号戦車に代わって、ある程度の実戦能力を付与されたものである。試作型は1935年に完成し、1936年から増加試作型が数十輌作られ、翌年からA型が本格的に量産に入った。
本車も I 号戦車同様に農業用トラクター(独:Landwirtschaftlicher Schlepper, 略号:LaS) の名目で開発されている。 I 号戦車の武装がMG13 7.92mm機関銃であるのに対し、II号戦車はKwK30 20mm(機関砲)に強化されている。
a、b型では小転輪を2輪ずつリーフスプリング式サスペンションボギーで支え、さらにそのボギー軸をガーダービームで繋いだ形式であったが、c型では転輪一つごとに独立してリーフスプリング付きアームで支える形式となり、これが以降の型の標準となった。 後にはこのシャーシを用いて様々な自走砲が造られた。

《U号戦車L型》
Panzerspahwagen II Ausf L, (Sd.Kfz.123), VK1303
通称ルクス (Luchs 山猫)。1943年〜1944年に100輌が限定生産された従来のII号戦車とは設計段階より別物の新型偵察戦車。足回りはトーションバーサスペンションに挟み込み型の大型転輪。5cm L/60砲搭載型の通称「レオパルト」の生産も予定されていたが、中止となった。

【 星のコメント 】 





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