ミラージュホビー
MR35306 
シトロエン(ルノー)AMR 仏/中国仕様


シトロエン(ルノー)AMR 仏/中国仕様について 
ルノー UEはフランスのルノー社が1930年代に開発、第二次世界大戦中に使用された装軌式の軍用小型装甲トラクターである。UEはルノー社による開発コードで、1932年に量産を開始、1937年に登場した改良型UE2を合わせ、1940年にかけて約5000両が生産された。フランス軍のほか、鹵獲したドイツ軍でも多用され、ルーマニアではライセンス生産も行われた。

騎兵部隊用の偵察車輌として、1932年、1両のルノーUE(シリアルNo 77 962)が機銃付きの「全地形用軽機銃車(Automitrailleuse legere de contact tout terrain)」に改造された。 これは車体右側の車長席に箱型の装甲を増設、前面に機銃用ボールマウントを設けたものであった。 これは結局採用にはならず、より大型のルノーVM(後のAMR 33)が作られることとなった。 1936年、中国より少数の機銃搭載型UEの発注があり、同様のAMX製固定戦闘室を搭載した「中国型」UE2が作られ送られた。 これらは中国に向け送り出されたものの、日本の圧力により結局中国軍の手には渡らず、仏領コーチシナの植民地軍によって使用された。

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