ミラージュホビー
MR355011 
フィンランド軍 ヴィッカース・アームストロング Mk F/45


フィンランド軍 ヴィッカース・アームストロング Mk F/45 について 
1933年、フィンランドは評価試験用に1輌の単砲塔型を入手、試験の結果32輌を発注し、これらは1936年7月から1939年1月にかけて納入の予定だったが、結局は開戦後までずれこんだ。評価試験用の1輌は標準型、後の32輌はMk. F仕様の車体を持つ後期型で、砲塔は後部にバスルがあった。ただし、無線機搭載ではなく弾薬収納用に使われたらしい。評価試験用の1両を除いては武装抜きで輸入され、フィンランドは別途スウェーデンにボフォース37mm戦車砲を発注して装備した。ボフォースの到着まで、数輌はルノーFTのピュトー(プトー)37mm砲を仮に装着して訓練を行った。1939年-1940年の「冬戦争」では、改装と配備が間に合った13輌だけが、第4戦車中隊装備車として、1940年2月26日のホンカニエミの戦いに初投入された。冬戦争を生きのびた車両は、評価用の標準型1輌を含めて、ソ連から鹵獲した46口径45mm戦車砲付きに改修され、T-26Eと名付けられた。これらは鹵獲品のソ連製T-26とともに継続戦争で使われた。

【 星のコメント 】 





Copyright(c)2001-2014 Starfield All Rights Reserved.