ミラージュホビー
MR35515 
TKSトラクター + カーゴトレーラー


TKSトラクター + カーゴトレーラーについて 
TK(TK-3)とTKSは第二次世界大戦期に活躍したポーランドの偵察用豆戦車である。
TK(TK-3の名で知られる)はイギリスのカーデン・ロイド豆戦車Mk.VIをもとにポーランドが開発した豆戦車で、1931年に生産が開始された。TKSはTKから出力の高いエンジンに換装し、最大装甲厚を2mm厚くしたものである。(TKの装甲は8mm) 1939年には主砲を20mm機関砲にしたTKSの生産が始まったが、ドイツの侵攻を受けたため、24輌しか生産できなかった。

1933年に試作され、翌年から量産されたTKシリーズの後期主量産型。
生産数は資料により多少の差異があるが、軍の登録車両ナンバーは1492-1594、1597-1682、1702-1764、1799-1814(このほかにシャーシナンバー8890-8910、途中抜けがある可能性あり)で、280輌程度と思われる。
比較的単純な形状だったTK-3に比べ、銃架部のみ突出した複雑な面構成の戦闘室となった。
車長席上には、ルドルフ・グンドラフ技師設計による360度回転可能なペリスコープが装着された。
プロトタイプ(登録ナンバー1160)は水冷スリーブ付きのブローニング7.92mm/wz.30だが、量産型はTK-3同様オチキス7.92mm/wz.25が搭載された。 エンジンはポルスキ・フィアット122AC/42hp(前期型)または同BC/45hp(後期型)。
エンジン換装に伴い、起動輪形状、転輪/誘導輪用ブーム細部形状など、足回りも小改修され、履帯幅も広げられた。
重量増加、履帯換装により最大速度はTK-3よりわずかに落ちたが、不整地走行能力は向上している。

【 星のコメント 】 
TKSトラクターとカーゴトレーラーがセットになったキットです。




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