日本海軍 航空母艦 葛城(かつらぎ)


【 日本海軍 航空母艦 葛城について】 
雲龍型の3番艦で、改D計画で建造された最後の航空母艦である。仮称艦名は5003号艦と言い、昭和17年12月8日起工され昭和19年1月19日進水後、昭和19年10月15日呉工廠で竣工したが、すでに戦局の悪化により空母として使用する事なく、呉に待機していた。本艦は機関生産の都合上駆逐艦の主艦と主機械が搭載されたため雲龍より速力は(2ノット)程低下して、戦力的にはマイナスだが都合上どうすることも出来なかった。本艦は完成後天城と同様の経過をたどり三ツ子島沿岸に疎開偽装されたが、昭和20年3月19日、敵艦載機の空襲があり、葛城はこの空襲により直撃弾一発をうけ、右舷艦首に直径2メートルの大穴をあけて、戦死者11名の被害を出した。また昭和20年7月24日の第2回の空襲で、左舷中部に1発命中したが、これは上面をふき飛ばされただけで、大した被害はなかったが、戦死者13名をだした。昭和20年7月28日第3回目の空襲をうけ、爆弾二発をうけたが被害は飛行甲板だけで水線下には異常なく沈みも傾きもしないで最後まで残存した。戦後、復員船に改造され人員輸送に活躍を見せた。

【 星のコメント 】 
ちょっと製作に時間が掛かってしまいました。迷彩塗装にチャレンジして、そこそこ細かいところまで塗り分けました。基本スプレーですが、やはりマスキングが甘いところは塗料が染み込んでしまいました。リニューアル版も最近発売されたようなので、機会があればチャレンジしたいです。




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