日本海軍 軽巡洋艦 川内1933(せんだい)


【 日本海軍 軽巡洋艦 川内1933について】 
戦艦8隻、巡洋戦艦8隻を基幹とする八八艦隊計画が大正9年に成立するが、この艦艇整備計画において8隻の5,500トン型の軽巡洋艦が計画され、その第1〜3番艦が川内型であった。この計画によって建造される艦艇は大量となるため、重油の消費は拡大するとの予想から、川内型は石炭と重油を混焼する缶を装備することとなった。この結果、従来の5,500トン型が3本煙突であったのに対し、川内型は4本煙突艦となり、外観上大きな特徴となった。建造中に開催されたワシントン・ロンドン軍縮会議で、日本海軍は20cm砲搭載軽巡洋艦加古型が重巡洋艦とされ、さらに実質重巡洋艦である最上型の建造などにより、川内型は昭和17年に竣工する阿賀野まで、最新の軽巡洋艦として存在し続けることになる。軽巡洋艦川内は、大正13年三菱長崎造船所で竣工した。川内は太平洋戦争において水雷戦隊旗艦として活躍するが、昭和18年11月のブーゲンビル島沖海戦において、米国水上部隊との戦闘で集中砲火を浴び、沈没した。

【 星のコメント 】 
最近のキットなのか、結構ディテールは細かく再現されています。艦尾の日の丸旗を飾るポールが見当たらないのが残念。塗装はしやすいので、練習にはいいキットです。




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