英国海軍 空母 ビクトリアス
【 英国海軍 空母 ビクトリアスについて】
イラストリアス級の第二番艦として建造された。アーク・ロイヤル最大の特徴は飛行甲板の爆弾防御が施した点がある。飛行甲板に厚さ75mmのアーマーを取り付けたのである。このため重心の上昇を避ける意味から飛行甲板の水面上の高さはアーク・ロイヤルに比して低くしてあり、また格納庫も一層となり、艦載機数は36機に止まっている。ビクトリアスは、ドイツ戦艦ビスマルクの迎撃に活躍した後、1942年12月から1943年8月までの約9ケ月間、太平洋方面における米空母陣の劣勢を補うため、米艦隊と共に南太平洋方面でソロモン諸島の上陸作戦の支援に従事した。その後、英東洋艦隊として、また英太平洋艦隊の主力空母として、対日戦に活動したが、特に沖縄攻略作戦では、神風特攻隊の攻撃にもその装甲飛行甲板の効果を発揮した。飛行甲板以下はついに破壊されなかったのである。米国のエセックス級が、しばしば飛行甲板を撃ち抜かれて大損害を被ったことと著しい対象をなすものである。以後、終戦まで日本本土空襲に従事した。 |
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【 星のコメント 】
古いキットで、パーツ数も少なく、組立はすんなり出来ました。飛行甲板は黒く塗ったので、見栄えはよく仕上がりました。ただ、付属の航空機パーツの出来が悪く、別売りパーツを買った方がよかったかな、とちょっと後悔しています。
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