アメリカ海軍 護衛空母 CVE-9ボーグ
【 アメリカ海軍 護衛空母 CVE-9ボーグについて】
第二次大戦中、アメリカ海軍は護衛空母と呼ばれる商船の船体に飛行甲板を載せた小型の空母を多数建造しました。ディーゼルエンジンとエレベータ1基を装備して1941年に竣工したロングアイランドに始まる護衛空母ですが、より広い飛行甲板や格納庫、2基のエレベータ、そして艦載機28機を搭載した初の本格的な護衛空母がボーグ級です。蒸気タービン推進のC3型貨物船の船体をベースとして1942年から1943年にかけて11隻がアメリカ海軍に配備されました。ボーグ級は主に大西洋での艦載機による空からの船団護衛に活躍し、輸送船団を脅かしていたドイツのUボートを合計30隻以上撃沈するという戦果を挙げました。中でもネームシップのボーグは8隻の潜水艦を撃沈、この中にはドイツに向かっていた日本海軍の伊52号も含まれていました。また、2番艦のカードもU117やU664など11隻ものUボートを撃沈しました。このようにボーグは小型ながら、主力空母にも劣らない働きを見せたのです。
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【 星のコメント 】
小さい空母なので、サクサク作製することができました。塗装もし易かったですが、2色塗装がちょっと難しかったですかね。ウェザリングもちょっとしましたが、くどくなってしまったので、次に艦船模型を製作するときは注意したいです。
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