雨量と酸性の相関図

  広島は、丸亀と水島の中間に位置し、工場や交通からの排気ガスに直接汚染される機会が少ないと予測されます。
 瀬戸内海は、中国山脈と四国山脈に囲われた盆地状であって、無風のときには海面上を霧などが漂い、汚れた黄色に色付くことがあります。それらの空気が酸性の雨を降らせているのではないか?
 度々、瀬戸内海の「酸性雨が酷い」と訴えるたびに「中国から流れ込んでいる」と言われます。中国からのガスであれば、高層で広域に拡散したガスであって雨量に関係ない酸性雨が降るはずです?
 季節毎の雨量と酸性の相関図は、下図の通りです。
(2008.10.01)
 雨量4.1mm、PH5.4は黄砂の日の雨です。(除外)

共分散=4.62
相関係数=0.781
ピアソンの積率
 相関係数=0.781
決定係数=0.610
共分散=2.72
相関係数=0.796
ピアソンの積率
 相関係数=0.796
決定係数=0.634
 雨量0.8mm、PH6.7は雹かと思う大粒の雨です。 雨量2.4mm、PH4.2と雨量22.4mm、PH4.7は台風13号の雨です。(除外)

共分散=3.80
相関係数=0.728
ピアソンの積率
 相関係数=0.728
決定係数=0.530