用 語 集
     (仏教用語の場合ほとんどが仏教用語大辞典・中村元著によります)


得  度(とくど)
度は悟り・得は得る、即ち俗を離れて悟りの世界に入ることが原語であるが、今では僧侶に成ることを言う
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法  然
(ほうねん)
浄土宗(京都知恩院他)の開祖、比叡山では知恵の法然といわれ傑出した学僧・親鸞が心酔した師    (本文へ戻る


恵心尼
(えしんに)
親鸞の妻、恵心尼消息(手紙)が大正時代に西本願寺で発見され、親鸞の実情を知る上で貴重な資料となっている  本文へ戻る
阿弥陀一仏信仰(あみだいちぶつしんこう)
南無阿弥陀仏と六字の名号を唱えること以外、何の修行も要らないし、名号を唱えることですべての人が救われると言う信仰形態・一向一心にナマンダブを唱えることで一向宗とも言われた。現在の浄土真宗のこと    
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仏・法・僧三宝
=普通は仏陀(ブッダ)悟れるもの・自ら真理を悟り、他人を悟らせ、悟りのはたらきがきわまり満ちた究極の覚者・
中央アジアの言語でbutかbotと発音されていたものが音写されたものであろうという
=サンスクリット語のdharma(ダルマ)の漢訳・「たもつもの」特に「人間の行為をたもつもの」が原意という。仏教的解釈例としては、真理、真実、理法、普遍的意義のあることわり、全世界の根底・・・他
=この場合坊さんの僧ではない。サンスクリット語の音写samgha(サンガ)の略・衆、和合衆と漢訳する。共同体的な仏教教団をいいます。(本文へ戻る




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