権現越〜東赤石山 05.07.23
三島川之江ICでおりて、国道319号線。
法皇トンネル抜けると金砂湖。水が少ない。
県道6号線は富郷ダムの補助金か?、
別子花街道として整備されていて走りやすい。
人口250人だった旧別子山村、今は合併して新居浜市。
どんどん走って瀬場まで来てしまった。
Uターンして細い道(東から来ると見落としやすい)を少し上がり
標高690m床鍋登山口へ。
9:30、夫は私とリュックを下ろして明日の下山口へ車を置きに行く。
私は木蔭で本読んで待つ。長い・・・
何しろ17キロ先の大永山トンネルだからなあー。
1時間以上かかってやっとバイクに乗った夫が戻ってきた。
ガードレールにバイクをつなぎ、
10:44、登山届けを登山ポストに入れてから出発。
杉林の中整備された歩道を上がっていく。
緩やかだ。四国電力の保線道。
時々木が倒れたり歩道が崩れたり、橋が落ちたりしているが、
難なく通れるようにしてくれている。
自然林になったかと思うと、また植林帯の繰り返し。
歩くたびに落葉から小さい虫がパッと飛び出す。
リョウブだろうか、とても好きな匂い。
右手から沢の音。涼やかだ。
次第に高度は上がってるはずだが、木々が邪魔して高度感がない。
12:30、道に座り込み、朝握ってきたおにぎりをほおばる。
ビールとゼリーも。お茶もばんばん飲む。
これで少し荷物が軽くなったかなー。
12:45、シャクナゲの森。
広い公園風な場所。昔は家もあったのかも・・・
アサギマダラがひらひら優雅に飛んでいる。
ヒヨドリバナにとまっているのに近づいても逃げない。
台湾から来たのも確認されたとか、どうやって飛ぶんでしょうこの優雅な蝶が。
13:00、リョウブ越しに鉄塔が見えてきた。
ちょっと涼しくなってきた。
13:40、沢を横切る。顔を洗うとさっぱりするわー。
ロープを持ってる3人が下山して来た。
今から登るの?と聞かれた。
そうよね、8時間はかかる山なのに午後から来るとは!?と思うよね。
ハイ、でも上で泊まるんです!ルンルン!
14:00、樹林帯を抜け出た。明るいなあ〜〜〜
権現越の標識で楽しそうな15人のグループとすれ違う。
私達は少し登ったところでリュックを下ろして一休み。
ステキな稜線、ステキな草原、ステキなお花畑!大満足!
なだらかなスロープを下っていくグループが見える。
14:48、木立に入り、石がゴロゴロの道。
この石はここ特有の石。この赤さで赤石山系と呼ばれるのだ。
15:05、「東赤石山山頂へ50分」の標識。
15:15、赤い大岩が出てきた。
たくさん歩かれた石は靴の当たるところがツルツルしている。
それを見分けながら登る。
15:30、木立に入ると両脇の木が茂って足元を隠している。
でもはっきりした道なので迷うことはない。
後から沢登りスタイルの男性二人が追い抜いていった。
見晴らしのいい場所でも今日は展望はよくない。
頂上は新居浜側からガスが沸いている。
岩の間にシコクギボウシ。葉も美しい。
振り返ってみる。二ツ岳とかは見えない。
16:10、遠くから見るとちょっと怖い岩。歩いてみるとそうでもなかった。
16:19、三等三角点。
すぐ西に頂標がある東赤石山山頂がある。
どちらも誰もいない。
相変わらずガスで展望は利かない。新居浜の町も薄くぼんやり。
前に来た時はもっとガスってたのでまだましかな。
夫はビール。だいぶ荷物も軽くなったね。
16:40、出発。一気に降りる感じ。
10分で分岐。八巻山には行かないで「東赤石山荘40分」の方へ。
17:05、巻き道との三差路。
17:23、天狗の庭といわれる石ゴロゴロの広い場所に出た。
晴れてきたので八巻山が全部見える。岩だらけの山。
17:28、標高1550m赤石山荘に到着。
閉まっているけど、予約してるので戸を開けて中に入る。
しばらくして管理人の安森さんがやってきた。
物住頭で登山道整備の草刈をしておられたそうだ。
窓がある八巻(6畳ほどの部屋)を使うように言われる。
外観から想像するよりもましかなー。
外の水場で顔を洗い、タオルを洗ってそれで体を拭く。
気持ちいい〜。
フライパンと食器を借りて部屋で焼肉。
夫は今日3本目のビール。
暗くなると自家発電で、電灯もつく。
隣の安森さんの部屋からラジオのニュース。
東京で地震?みんな大丈夫かな・・・
携帯は圏外だし・・・心配だけど、しょうがない。
8時過ぎには燃料切れで電気は消えた。
22度のお部屋で虫もいないしお布団の上で快適に寝れそうだ。
テントやシュラフを持ってこなくても寝れるのはとてもありがたい。
翌日へ
花をまとめてみました。
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