ご購入後の一般物件管理

不動産物件をご購入後、もしオーナー様が1年の数ヶ月を不在にした場合、当然物件の管理を頼まねばなりません。その他に公共料金等の支払いもしなければなりません。
当社はそうしたオーナー様のために不在中の物件管理を的確にいたします。
当社では現在3ヶ月毎に各物件の管理支出明細と賃貸明細(もし第3者にレンタルしている場合)を日本語にて御報告しております。

当社は特にこの管理部門がゴールドコーストの数ある業者の中で一番と自負しています。というもの通常管理業務は他社は大半現地の専門業者に委託するのが現状ですが、そうなると目に見えぬ細やかさに欠けて、日本人より見ると非常に雑な仕事振りが目に付きます。その点当社は現地在住日本人スタッフを中心としたチームを組んで、特に室内の清掃、庭の雑草除去等、最終チェック等きめ細やかな管理をしていますので、一般的に見られるようなお金を払ったのに日本人の目から見て仕上げが全く不満足というような結果にはなりません。例えば現地の業者に頼りっきりにしますと、室内の掃除でも細やかさに欠けるあまり、掃除をした後もあちこちでゴミや埃がそのまま残っていたりします。

物件管理中における問題点

  1. 物件は使えば使うほど当然ながら老朽化していきます。特に第3者にレンタルした場合は自分でご使用されるよりも早く老朽化していきます。そういった状況を早くチェックして必要に応じて修理、補修をすることも大事です。
  2. コンドミニアムやユニットのような集合住宅においては通常常駐マネージャーがレンタル等の采配をしていますが、繁茂期はともかく閑散期はどこでもレンタル客が少ないので、いかに公平にユニットへレンタル客を確保してくれるかを十分チェックすることも重要なことです。
  3. 又こういった常駐マネージャーはずっと永久にその物件に住んでいるわけではありません。彼らはビジネスとしてその業務に当っているので、数年で又別の物件マネージャーに移り変わっていきます。従って中には自分が常駐している時だけ儲かればよいと、色々不正を働くマネージャーもいないとは言えません。そういった悪質なマネージャーをより早く見分けるのも、現地で当社のように管理を行っているからこそ発見が出来るのです。もしオーナー様が1年に数回現地へ行ってマネージャーに挨拶をした程度では、まずこのような不正を見つけることは出来ないでしょう。常に監視をしているといった姿勢をマネージャーに見せる必要があります。
  4. 一戸建て住宅においては当然不在中に庭の草木や芝が伸びて、又プールも水が濁ってくるのでメンテナンスが必要です。従って定期的にチェックが必要です。プールは日本式に使わないから水を抜いておけば良いなどということは出来ません。必ず条例で水を貯えておかねばなりません。これらの費用も1年を通して見ればばかにならない出費ですから、常にチェックをして必要最低限に止めなければなりません。又芝の水撒きは通常タイマー付きのスプリンクラーを使用しますがこれらは1年間を通してかなりの量になるため、殆どの家で水道超過代を支払わなければなりません。それらをすべてオーナー様負担にするのか、あるいは賃貸した場合、テナントと折半にするのかを事前に協議をする必要があります。
  5. 又、上記に関してもし芝や草木は伸び放題、プールもメンテをせず緑色に濁ったままにしていると空き巣に付けねらわれる絶好の機会を与えます。勿論市役所からは罰金の請求が来ます。

以上、とりあえず問題点のいくつかを列記しましたが、日本で思い付かないような様々な注意点がまだいくつもあります。したがって当社のような会社に管理を任せられた方が事前に事故を未然に防げるか、あるいはもし事故が起こった場合でも最小限の損害ですますことが出来ます。
当然ながら現地の物件に関して損害保険を掛けておくことも必要です。