2002

「宣戦布告」

ストーリー


 福井県沿岸で国籍不明の潜水艦が座礁した。
 潜水艦は北東人民共和国のもので、中にいた武装工作員の上陸が判明したことにより、政府内に緊張が走る。
 警察機構による事態の収拾に限界を感じた時の首相・諸橋(古谷一行)は、自衛隊の派兵を模索する。
 しかし、「自衛隊が出ては相手国への宣戦布告になる」と反対にあう。
 現場はもとより、内閣も、そして日本国内に潜伏していた北東人民共和国の潜入スパイも慌しい動きを見せ始めていた。


師範代の格言


 折りしも不審船の座礁問題と劇場公開が重なり、注目度は高かった。
 「北東人民共和国」なんて、言うまでもなくあの国をイメージさせる。
 しかし、肝心の本編は中途半端な印象しか残らない。
 語りきれないなら、作るな!




2002年10月26日  渋谷エルミタージュ