2004-005
2010年、小学校教師の市川(哀川翔)は生徒からも家族からも人望がなく、幼い頃に観た特撮ヒーローにのみ情熱を傾けていた。
彼が傾倒するヒーローは不人気のために打ち切りとなった「ゼブラーマン」。
集めた資料を基に夜な夜なゼブラーマンのコスチュームを手縫いする。
その頃、街では怪事件が起こり始めていた。
市川は、教師を続けながら掛け持ちのヒーローとしての活動を開始する。
そして、ゼブラーマンに詳しい転校生の浅野と事件に関わるうち、一連の事件がゼブラーマンのシナリオ通りに展開していることに気づく。
哀川翔の主演100本記念作品で、監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎。
データからはかなり面白そうで、事実前半は満点級の楽しさだ。
しかし、敵の正体が明らかになるあたりから「?」な展開になる。
コメディとしての面白さは一級品、本当にヒーローものにされると三級品。
2004年1月31日 ヤマハホール