今回の私のテーマは“緩める！！”

いつもの稽古でも心がけてはいるのですが、呼吸法の最中背中が緩みきれず、丹田から首までの流れがイメージどおりにならないので（イメージ先行型ですぅ）少しでも近づければと思っていました。

1日目の第１部の「軟酥の行法」で、いつものように体温で溶けた軟酥が流れていく感じを味わっていて、ふと自分で身体を動かして流れを探っていることに気が付きました。これがとても気持ちよくて、背中が緩む感じってこれ？？と半信半疑ながら　その後、様々な動きをセミナーバージョンで長時間繰り返すときに、同じ動きをしてみると身体が軽く、呼吸法で息が詰まりそうになったときも、身体を揺する様に動かすと苦しいはずの息がそこからまたす〜っと延びて　息止めまで行ける不思議な感覚を何度も体験しました。

今まで参加した２回のセミナーは、気が充満した部屋でいっぱい浴びながら２日間身体を動かした心地よい疲労感を感じていましたが、今回１日目が終わったとき、物足りないくらい疲労感がなく、緩むってことがこれほど身体に違いをもたらすのかと驚きました。

２日目は少し早めに行って　柔軟体操をしました。まだまだ身体が硬くて、開脚して胸が床につくイメージには遠いですが（これまたイメージ先行！）筋肉痛と戦いながら　これも毎日の積み重ねと信じて続けていこうと思います。

１日目に緩む感覚をつかむことができたせいか、呼吸法のとき背骨を上がる感じが軽くて、いつものように吸い上げなくても　す〜っと上ってくる感覚がしました。
また円運動のとき、　左を向くとＨちゃん右を向くとＳ本先生　お２人の濃い気を感じることができました。

先生との気の交流は２日とも　いつも以上に気持ちよくて身体に染みこんでいくぶん、弾ける力も強くて　とくに２日目最後の交流では、弾けた後、前に走っているのに足がマットについている感覚がなく、スピードが速いのでいつも以上に制御不能でした。
この感覚は初めてで、この先も忘れることができないと思います。

毎回セミナーには遠方からたくさんの方が来られます。皆さんの姿勢には頭が下がり、また先生から直接ご指導いただける幸せをあらためて感じています。ありがとうございました！！