- 誰にでもできるビギナーズ瞑想呼吸法 -

 では簡単瞑想呼吸法を始めましょう。でも、ここでお断りしておきますが、決して無理をなさらないでください。胸に息を詰めたまま頑張りすぎると、脳圧が上がってキケンです。 露天風呂に腰まで浸かっているような感じが良いです。腰から下が温かく(特に足裏)、上体は涼風を感じながら(特に頭)行ってください。最初から中々そのような実感はつかめないですが、とりあえずはそのように念じつつ、ご自分の能力の7分程度で余力をもって、功をあせらず繰り返してください。一呼吸一呼吸は必ず確実にパワーの蓄積になっていますから、ある時期かならずパッと花咲いてきます。それを信じて! 信じずして継続は無理ですから。 また、継続無くしてVictoryもありえません。

瞑想呼吸法は吸う息、吐く息、止める息のバランスで成り立っています。

吸う息は鼻で花の香を嗅ぐように軽く、吐く息は口で細く長く、丹田の中心に息の当たりを感じながら、とりあえずは足裏に向かって吐いて行きます。息を吐き切ったら、両手両足(四元)に気をまとめ(四つの気の風船)、からだは「空」と念じながら息を止めます。当面、止める息は無理のない程度(2〜3秒)でいいです。これで一呼吸となります。

慣れるにしたがい、間に自然呼吸を入れずに連続して繰り返します。

先ずは、ご自分の呼吸力(一呼吸の長さ)を知ることが重要です。これもやる度に、長かったり短かったりしますが、無理なく安定して繰り返せる一息の長さです。時計の秒針を見て確認してください。それが分かれば、徐々に伸ばしていけば良いのです。

一つの目安として、吸う息(10秒)足芯から糸を引くように細く、膝を通りふともものやや内側を通って丹田に入ります、それから肛門を少し引き上げるようにして、尾底骨から背骨の中をすーっと通り、首から頭のテッペン百会(ひゃくえ)まで一息で吸い上げて、息を軽くまとめて息を止めたまま、鼻、口、喉、胸、鳩尾、丹田と、からだの前面をするする〜っと、あまり時間をかけないで降ろしていきます。(慣れるにしたがい、味わうようにゆっくりと腑に落すことができるようになります。)

ここから丹田の中心に息の当たりを感じながら、丹田から足裏に向かって息を流して(吐いて)いきます。(10秒)

10秒吐いたら軽く息を止めます(2〜3秒)これも目安です。でなければイケナイと云うものではありません。

これで一呼吸となります。

イメージして、足芯から糸を引くように百会まで息を吸い上げて、丹田まで一旦降ろして、足芯まで息を吐いていって、息を止めて四元(両手両足、四つの風船)を確認する。当初は中々実感が持てないですが、大丈夫! そのうちに必ず実感がでてきます。

ワンポイント・・・息を吐くとき、当面は無呼吸音で柔らかく吐くのではなくて、少々荒くても良いですから、吐く呼吸音がご自分の耳に聞こえる程度の感じでやってください。無呼吸音で柔らかくやっていると、丹田の中心をピタッ!っと捉えようとしても、茫洋として呼吸の抜けを体感するには程遠くなります。例えるなら、横笛あるいはフルートを吹くとき、初心者は捨て息(無駄な息)が多くて中々音になりませんが、そのうちコツがつかめて捨て息が少なくなり、うまく息がまとまるようになります。そうすると吹き口のところに息の当たりを感じるようになり、良い音がでるようになりますね。これと似た感じがあります。そのうちに柔らかく芯のある息、ロングトーンが心地良くなってきます。

10秒吐く息ができたら、今度は10秒くらいで吸って、15秒吐く・・1対1.5(これがクリアできるようになると次は)

同じく10秒くらいで吸って20秒超えを目指します。・・1対2

10で吸って20吐くを安定して楽に繰り返せるようになると、体内を巡るエネルギー感覚もかなり高まり、体外に放射するエネルギー感覚も高まったものと思います。とりあえず「ビギナーズ瞑想呼吸法」は終了となります。

「気の世界は、呼吸の質と量で決まる!!」・・・武澤あつよし
当面、呼吸の質とまではいきませんから、正しい息の仕方で量的に60兆個の細胞一つ一つに働きかけてください。
「からだは正直! 呼吸は裏切らない!!」・・・武澤あつよし

 中級編は後日機会があれば紹介します。とりあえずビギナーズ編を修得された方は、次の「20秒で吸って40秒吐く」を繰り返せるようにやってみてください。クリア出来たら次に、「40秒で吸って、1分20秒吐く」を安定して繰り返せるように目指してください。と云ってもこれも大まかな目安です。その間に、劇的な気感の変化を味わうことになります。

そのような呼吸が出来てる人はその意味が分かっているから良いのですが、出来ない人、またやろうとしない人に、いくら口角泡を飛ばして説明しても何の意味も持たないのです。

それは幼児に、沸騰した薬缶(やかん)は熱いよと説明しても、熱いという言葉は覚えても分かったことには成りませんね。手で触れて「ギャー!!」 体感して初めて熱いを理解したと言えるのです。

気の世界は実感こそすべて! 瞑想呼吸法を続けてみれば、必ずからだが教えてくれます。それは常識脳が驚愕するほどの世界です。

武澤あつよし