セ ミ ナ ー 体 験 記
 中学の頃(20年前)、武澤塾に出会って以来、一般稽古には参加させて頂いていましたが、セミナーには今回久々に参加させて頂きました。

最近呼吸法をしている際に、違和感や詰まりの様なものを感じる様になっていたのですが、セミナーの午前の稽古、午後の稽古と、武澤先生の深く濃い呼吸を間近に見ながら無心で呼吸法を続けるうちに、次第に「丹田にゆだねる」感覚に入っていき、その感覚に懐かしさを感じました。

瞑想呼吸法を始めたばかりの頃は、まだ子供だった事もあり、雑念や呼吸を伸ばしてやろうという意識もなく、ただ丹田の感覚に心身をゆだね、心地良さを感じながら行っていましたが、大人になり日常に追われ精神が頑なになるにつれ、丹田に委ねるという感覚から遠ざかってしまっていたようです。丹田に全てを委ねる感覚に入ってからは、呼吸は驚くほど深く、また心地良くなりました。この感覚は先生にご指導頂いている空手にも通じるものがあると感じました。

空手を始めた20代の頃は、肉体をガチガチに鍛え「苦行こそ向上である」と考えていたように思いますが、それではいつまで経っても本当の充実感、開放感、力は得られません。楽しんで丹田からの気を感じ、心地良さを味わいながら鍛えていくことで、本当の力が得られるものだと思います。

今回のセミナーは「丹田に全てを委ね、任せ、浸りきる」という感覚の重要性を思い起こし、再認識する事ができ、自分にとって極めて有意義なものとなりました。これからも更に家でも、道場でも怠らず呼吸法、空手の技術を磨いていき、先生の提唱される空手とは「空なる手!!の境地に少しでも近付ける様、精進していきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

呉市:HY