冷却の強化(高回転ファンとヒートシンク追加)(2)
LC630には元々8cm径の排気ファンがついています。

消費電力は12V 0.12A。
回転数は低く静音型のファンですが、写真で見ても
わかるように、この筐体内をこんな小さなファン一個で
冷却してるのです。
両サイドのスリットから吸気してこのファンから
上方に排気しています。
筐体内部はスペースが少ないので空気の流速は速いし、
排気ファンはMPU、68040のほぼ真上についてるため
かなり効率は良いと思われますが、
同じ筐体のモデルでもPowerMac6300など
後期のモデルでは、ファンが10cm径にパワーアップ、
冷却効率を高めています。

さて、うちの630はどうしよう。

いちばんいいのはPM6300等の後期型の筐体に
交換する方法と思われますが、
630のパワーアップのために6300を買ってくるのも
何だか間違ってる気がするので(笑)やめました。
そりゃあ、安いんだけどね。
6300なら、そのまま使ったほうが630より
良さげだし。
上部カバーを外すと冷却ファンが顔を出します。


となると、ファンを追加するか、交換、ってことに
なります。


追加となると筐体全体が厚手の鉄板で覆われてる
LC630は穴開け加工が大変そうです。

やるとすれば、ハードディスクの右側のスペースに
吸気側で取り付けられそうです。
でも今回はちょっと大変そうなので見送り。

今ついてるファンを高回転型に換装して
ごまかすことにします(爆)


今回取り付けるのはジャンク屋さんで100円で
買ってきた8cm0.24Aのファン。
消費電力が高ければ回転数も高いだろういう
ちょー安直な推測で4コ買って来たうちの一つ。

うちでテストしてみて一番風量があったものを
使うことにしました。

元々入ってたファンのケーブルを切り取って
新しいファンに移植します。絶縁は
熱収縮チューブを使いました。

そして元どおりに組み込みます。

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