LogicBord交換
格好はいいLCIIですが、いかんせんスペックが・・・というわけで、
うちのMacでは汎用性の高い72pin SIMMの使えるLogicBord
に交換じゃ。そのままそっくり換えられるLC475のLogicBordを
ジャンク屋さんでGETし、換装することにしました。

ボード交換といっても、コの場合は簡単です。内部のコネクタも
外部のポートの位置も、LCIIと475は全くおんなじなのです。
私はこの筐体を扱うのは初めてだったので
一応作業がやりやすいように、ドライブ類や電源は外してから
交換作業に取りかかりました。

TOPカバーは後方の二ヶ所ののロックを外すとかぱっと外れます。
この筐体は実に分解しやすく設計されていて、ドライブも電源も
ロックしてるツメを外すだけで取り外せます。ドライバー要らず。

ドライブ類を外すと左図のような感じ。
ちなみに、左のLC PDS(LC III PDSではない)に刺さっているのは
FPUどす。

これがドライブ類を外した状態のLCII。
電源のすぐ横にある二つの白いスロットが伝説の
「30pinSIMM」メモリスロット。二枚単位での増設です。
うちに来た時の状態は4M×2でオンボード2Mと合わせて
10M。これが公称最大値らしいです。
メモリスロットのすぐ左にあるのがVRAMスロット。
256kが1枚差ってました。
この後、電源ユニットを外してLogicBordを取りだします。


こちらがLC475LogicBordに換装終わった状態。
ハードディスクも80MB(爆)だったのでとりあえず
手持ちのFujitsu製の500MBに交換しました。
流石に68LC040MPUはダイサイズが大きくて
カッコイイです。VRAMは二枚増設でき、最大1MB。
ただ、この時点では手持ちがなく、256k二枚の512k。
LogicBord自体も左右を止めてるツメを広げて前方に2センチ位
前方に引きだしてから上にかぱっと持ち上げて外します。

あとは逆の手順で475のLogicBordを入れて、電源、ドライブ類を
戻して完了。
当然ながら別のマシンになってしまうわけで、システムは
再インストールする必要があります。
(しかし以前、LC520にLC575のLogicBord入れたらそのまま
起動できたのは謎でした)

ハードディスクもいくらなんでも80MBではキツイ(笑)ので
取りあえず手持ちにあった外付けの500MB(富士通)のHDの
中身を取りだして移植。ドライブ設定が使えないので予め
PowerBook5300cにつなぎ、B'sCrewでフォーマット
しておきました。
これで外付けCDドライブから起動し、システムインストールして
完了です。

さすが040プロセッサ。かなり現代のマシンに近づきました。
まあ、ハードディスクが速くなった効果もあるのでしょうが、
一気に快適(っぽく)なりましたです。

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