DB-15Mac用モニタ切替器(5)


4コネクタ全て結線が終わり、ケースに
収めたところ。
信号線が太くなったせいか、かなり
ケースに収めるのが大変でした。

1- 緑信号線&緑シールド線
2- 赤信号線&赤シールド線
3- 水平同期信号線&同期信号シールド線
4- 垂直同期信号線&同期信号シールド線

そして同期信号線二本の下にある青い線が
青信号線&青シールド線。

72個所のハンダ付け個所が全て正しく
結線されていなければいけないので
最終チェックは目を皿のようにしての検査です。
結線カ所が超接近しているのでショート
してないかどうかも慎重にチェック。

そしたらやっぱり一ヶ所結線間違いを
してました。集中してたつもりでも
5時間を超える長丁場ではアタマがモーローと
してきてましたからねぇ(笑)。

そして最後にコネクタと切替ユニットを
ケースに押し込めでネジで固定します。

コネクタの両わきのボルトは98用のではなく、
VGA切替器に付いてたものを使用すれば
Mac用DB-15モニタケーブルも固定できます。


さあ、これで作業は全て完了!あとはケーブル繋いで電源ON!!
ケーブルをAコネクタに繋ぎ、切替つまみをAに合わせて電源ON!緊張の一瞬です。・・・・
し・か・し・・・・

「写らないじゃないか!!」あれれ???こんなはずでは・・・
一瞬大パニックに陥りましたが、なんとCコネクタをAコネクタの位置に付けてしまったことが判明(爆)。
最後の最後でツメが甘いのは私の悪い癖。
切替つまみをCに合わせて再起動したら、ちゃんと写りました!!カンドーです!!

どーでもいいけど、こんなにぐちゃぐちゃ配線ででホントにシールド効果なんてあるのかな?って
思ったりもしたんですけど、同軸シールドの効果は絶大です!!
AppleVisionの自動調整も正常に働きます。まあ、ADBケーブル繋いでるQuadraだけしか使えないけど。
もう一台のGX-1は現在、ファイルサーバとしてしか使う予定ないので写ればおっけーだし。
20インチモード以上だとわずかにゴーストが出ますが、画質にうるさい私が殆ど気にならない位のレベルです。
もともとAppleVision850はケーブルのシールドが甘いのか、ADB信号線もいっしょこたに
なってるからなのか、僅かにゴーストが出ていました。なので今回の切替器での画質の劣化は
極めて少ないと言えます。いやあ、頑張った甲斐がありました。
これだけの時間費やして失敗だったら泣いちゃうもんね(笑)。

今回は一応の結果が出たのでまあ、善しとしましょう。

次に造るとすれば、ADBとモニタを同時に切り替える切替器ですかねぇ。
VGAコネクタのADB・モニタ同時切替器は「五州貿易」などで販売してるので、それを改造するのが
一番簡単にできそう。

でも当分はダメ。力尽きました(笑)。
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