Quadra840 G3 各部パーツの制作(2)
次に、ハードディスクを追加増設出来る様に
増設ベイとするパーツを加工します。

GossamerLogicBordはミニタワーMacのロジックボードより
全長が短いので筐体の前方向のスペースに若干余裕がでます。

ここにハードディスクのマウントを造れば、立派な
増設ベイになるはずです。

しかも電源は300W。G3DT233より150Wも強力。
この電力なら合計4台のハードディスクも大丈夫でしょう。

まあ、実際4台も積むかと言えば、多分積まないでしょうけど(爆)

どうせやるなら何か一つでもノーマルより優れた部分を
造っておかなういと(笑)

さて、このハードディスクのマウントは、やはり
DT Macのドライブベイのハードディスク・マウンタの部分から
切り出して加工しました。

取り付けに当たって、筐体の開口部を極力塞がないように
さらに加工しました。

筐体への取り付けはビス4本で固定。

マウンタの方はABSなので加工は簡単でしたが、例によって
筐体の方はFRPの様なヘンな堅い素材で出来ているので
大変でした。

最初はキリでやってみたのですが、一向に穴が開かないばかりか
素材の堅さに負けて、刃先がよじれてしまいました(泣)

止むなく夜間の作業はあきらめ、休日を待って作業再開。
最終兵器・電動ドリルを使用して一気に穴開けしました。
(コイツは音が物凄いので夜中は使用できないのよね・・)

さすが、鉄工用のドリルだけあって、ものの数秒で完了。
ああっ・・・キリが一個犠牲に・・・(i_i)

でもなんとか、写真のような感じで取り付け完了。

この時、同時にロジックボード固定パーツを取り付けるための
ビス穴もドリルで開けておきました。

マウンタの右横に見える穴がそれです。
今回増設する増設ベイのパーツ。

 さらに加工してからこんな感じで筐体に取り付けました。

スピーカ・マウントの加工。の部分です

続いて、スピーカ・マウントの加工。


まあ、どうせ外付けスピーカをくっつけるので
無くても良いといえば良いのですが、やはり造る以上
「完全体」を目指さねば、ということで
内蔵スピーカも取り付けることにしました。


この部分は元々は50ピンSCSIのフラットケーブルが
通っています。

しかし今回は搭載するLogicBordがGossamerなので
IDEのフラットケーブルが二本通ることになります。

しかもロジックボードからの取り回しがかなりキツイので
無理なく取り回すために、スピーカ・マウント側の
ケーブルが通る部分の開口部を広げることにしました。


写真のの部分、二ヶ所を削って広げます。



そしてやっぱり、Gossamerロジックボードの
内蔵スピーカ出力コネクタまでケーブルが届かないので
延長します。

例によってハンダ付け&熱収縮チューブ仕上です。

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