§書き込み時の注意
>どうも、St.Ivesです。先日書きました中に、草津国際音楽祭でのレクイエムの演奏に触れていましたが、実はそこで演奏されたレクイエムはニ長調ZWV「43 >(世界初演)」と書かれています。しかし、Stickigtの本のリストにもこの曲の事は触れられていませんし、CDの解説もゼレンカの生涯についてのみ記述されており、この曲と他のニ長調のレクイエムには触れていません(世界初演にもかかわらず...)。 >実際に聞いてみると、出だしは、ニ長調ZWV「46」なので、誤植かと思ったのですが、「キリエ」などは全く異なる曲ですし、全曲の演奏時間は29分ほどで、ZWV「46」が録音されていない部分がありながらも26分かかっていることから別の作品であることは間違いないだろうと思われます。また、どの部分もゼレンカだなあと思わせる節回しや声部進行なので、一応真作、あるいはバッハの「マルコ受難曲」(つぎはぎでつくった)みたいなものなのかあと思っています。未だに分かりません。 > >ご存知かもしれませんが、草津国際音楽祭のポスター(これがCDのジャケットになります)は、通例、音楽祭で演奏される作品の作曲家を随所に配したデザインを用いますが、この年(第13回)だけは一人だけどこにも描かれず、代わりなのでしょうか、教会の内部と思われる部分を背景に使っていました。一体どんな肖像だったのでしょうかねえ、ゼレンカは。 > >なお、草津国際音楽のCD番号ですが、 > >カメラータ・トウキョウ CDT-1016 > >演奏はハ短調レクイエムの初演者でもあるデーラー指揮他によります。 > >それでは、また。 [No.62のSt.Ivesさんの記事より]