アクセス解析をやってみた(1)

　ども。thorです。

　このサイトの目玉は小説なんですが、長編を書いてUPするのはやっぱりかなりのエネルギーを消費する作業だったりします。短編とか楽々書ければいいんでしょうが、あれって結構難しいですよね。特にファンタジーやSFなどの分野では背景世界の説明がどうしても必要になってきますが、それも含めて短くきっちりまとめるのはかなり大変だったりします。

　そういうわけで頻繁に小説の更新ができないとなれば、それ以外で何かごまかさざるを得ないわけですが、それがこのコーナーということになります。

　でも作者非常に無精なため、コラムと言いつつ定期的に書くつもりもなく、思いついたら何か書き散らすって感じになるのがもう見え見えなんですが……まあ下手な約束をしてプレッシャーになるよりは、のほほんだらだらとやってく方が結果的には長続きするものです。って端っからから逃走モードバリバリですが、まあそれは適宜あきらめてやってください。

　さて、そういうだめな前置きはともかく、サイトをやっている以上はやっぱり誰かに見てもらえているかどうかは大変気になるわけです。そこでページにアクセスカウンタを付けたりして、こそこそ読者の動向を調べてたりするわけですが、そんな風に見られるだけだと気分が悪いという人も多いと思いますので、今回はその結果を発表してみたいと思います。

　うちのサイトには小説トップページに普通のアクセスカウンタがありますが、実は小説の各ページにもこっそりと自前のカウンタが仕込んであります(SSIが使えたら表示させても良かったんですがBiglobeはSSI禁止なんで…)。

　そうやって出てきた結果が以下のようなものです。

　これは「シルバーレイク物語 フォレス編」の11/30現在の結果で、トータルカウントが12500ぐらいの時のデータです。右の棒グラフは「ガルサ・ブランカの予期せぬ客人」の第1章を100％とした場合の％になっています。

（異界の門の結果もあるんですがまだヒット数が少ないんで今回は出してませんが、まあ傾向は似たようなものです）

　さて、こうして見てみますとまず、当然ながらトップページのアクセス数が10000以上あっても実質の来訪者はその1/4ぐらいということです。まあ当たり前ですね。

　次に分かるのが「ガルサ・ブランカ～」の第1章を開いてもらった方で、実際に読み出してもらえたのはその60％弱だということでした。最初の1～2章だけちらっと見て、見放してる人が40％以上いることですね。小説でも何でもそうですが、掴みが大事というのが数字に表れています。

　第2章まで読んでもらったら、その後の低下率はぐっと下がってます。「エルミーラ王女の秘密」「アウラ覚醒」のところではほぼずっと約40％前後をキープしていますが、今度は「ハビタルの宴」でまたがくっと減って「消えた王女」からあとは25～30％でまた推移するという感じです。(「セロの戦い」第2章が突出してるのは地図へのリンクがあるからでしょう)

　ハビタルの宴でがくっと減ってるのは……中だるみと取られたんでしょうか？それとも第1巻までで見放した人が1/4いたってことでしょうか？

　エピローグでがくっと％が上がるのは、最後だけをちらっと覗いている人が多いからでしょう。

　……なんてことが分かってなかなか興味深かったんですが、これを今後にどう活かしたらいいのかはよく分かりません。

　ちなみにうちの場合あとがきは目次からは直接行けないようになっていて、最終章の最後まで読むと初めて場所が分かるようになっています。従って「あとがき」のヒット数が大体完読数に近いと思われます。

　それを見ると今のところ約700名以上の方に最後まで読んでもらったということで(それにダウンロード数を足していいなら1000名近く？)本当にありがとうございました。