シルバーレイク物語について

シルバーレイク物語について


 ども。Thorと申します。

 ここを見てもらっているということは、このシルバーレイク物語の第1巻「魔法使いと薙刀娘」を読んでもらったか、これから読もうと思って頂いてるかのどちらかだと思いますが、トップページを見ての通りこれはとても膨大なシリーズになっております。

 ということでここでシリーズ全体についてのおおざっぱな紹介などを行っておこうと思います。


 まずこの作品は当サイト Thor's Novels のメインコンテンツになります。これは2005年くらいから続けている物で、2017年現在、11作が完成しております。各巻が文庫本1~2冊の分量があって、本にしたら20冊分くらいはあるかもしれませんので、気に入って頂けたら結構な時間潰しにはなると思います。


 このシルバーレイク物語を一言で言うと「剣と魔法の中世風ファンタジー世界の物語」ということになるでしょうか。とはいっても昨今のRPG風の話ではなく、ややリアル寄りの戦記物的なジャンルになるかと思います。

 しかしそれでも一番重要なテーマがフィン・ファラ・アウラの三角関係に代表される登場人物同士の色恋模様だったりして、この『周りは大変なんだけど当人同士はそれで一杯一杯』というところが最後まで譲れない一線wとなっております。


 さてこの世界には魔導師(=魔法使い)という特殊な力を使える人々がいます。主人公のフィンもその一人(ただし三流)です。

 しかしこの世界、よく見てみれば分かるんですが、実は現代文明崩壊後にいったん衰退した人類が中世レベルまで再興したようなものだったりします。なので今後ロストテクノロジーのようなものも出てくるし、魔法というのもむしろ超能力的な物だったりもしますが―――まあそんなもんだと思っていてください。


 そんな中で物語は、ある三流魔導師フィンと、薙刀を使わせたらかなり天下無双のアウラが出会ったところから始まって、最初はフォレス王国という地方の一小国でのお話なのですが、やがては世界全体を巻き込んだ大戦争にまで発展するトラブルの渦中に放り込まれて(というか首を突っ込んで)いくことになります。

 そこではフィンの想い人らしいファラ、とんでもないところで出会ったエルミーラ王女、1巻ではちょい役ですが今後大迷惑を被るメイたちだけでなく、さらに多くのキャラ(女性比率高し)が登場してそれぞれ活躍していくことになるでしょう。

 そこで主人公のフィンなのですが、彼の魔法は三流なのでそれで無双はできず、相方のアウラも腕は最強クラスですが、剣士一人が幾ら強くても敵が束になってきたらかなわないしということで、しかたなく主にフィンの策略や舌先三寸でその場をいろいろ凌いでいたら、なんだかどんどん深みにはまってえらいことに―――といった展開になっていきます。


 ちなみにこのシリーズ全体として以下のような構想ができていて、現時点で下記のように作品ができあがっています。


フォレス編魔法使いと薙刀娘(1)・ハビタルの48時間(2)・消えた王女(3)
新米秘書官編2巻予定
賞金稼ぎ編賞金稼ぎは楽じゃない![上](6)・賞金稼ぎは楽じゃない![下](7)
白銀の都編玉の輿には気をつけて!(8)・王女の休日(10)
野望の王国編あぶない秘密工作(9)・キケンな出世街道(11)
オアシス編砂漠の女王様(12)
中原の覇者編太陽と魔法のしずく(13) あと2巻予定
暗黒大魔導編2巻予定

 ○○編というのは以前に賞金稼ぎは楽じゃない(下) のあとがきに出したものと基本的に同じですが、このうちの新米秘書官編はその頃にはなかったエピソードです。これは10巻の王女の休日で秘書官のメイちゃんが大活躍してしまった関係で、彼女の前日譚を入れておかないと座りが悪くなってしまったため最近になって新しく構想したものです。

 それを含めてもあと6巻ということでわりと終わりも見えているので、いずれ最後まで書いてしまいたいと思ってます―――とはいってもマイペースになるでしょうが。



 さてこのようにこのシリーズは基本的にそういったファンタジー小説を読むつもりで読んでもらったらいいんですが、注意点が何点かあります。

 というのは作品のメインテーマの一つが登場人物同士の色恋模様だったりするんですが、トップページにもあるように、そうなると必然的に発生するHシーンを寸止めせずに書いているということです(ただし第1巻では少々残念な事にはなってますがw)

 そもそも年頃の男子と女子が一緒にいればそういうことをしたくなるのが自然なんですが、この手の話だといろいろ大人の事情で『おまえチン○ついてんのかよ?』と突っ込みたくなるようなキャラが出てきたりして歯がゆい思いをした方も多いでしょう。

 しかしここはWeb小説ということもあって特にそんなしがらみもないので、なるべき時にはそうなるようになっています。

 そんなわけでレーティング的にはR15くらいに相当してるかもしれません。


 ただし逆に官能小説のようにHシーンを描写することが目的でもありません。もちろんせっかくなのでそういう状況になりやすい設定にはなっていますが、それでも物語上の必然性がなければ何百ページでもご期待のシーンは現れないかもしれません(必然性があればその逆もまた然りだったりしますがw)

 なので切羽詰まっているような場合は別な副食を用意して頂いた方がよろしいかと思われます


 またもう一点、色恋模様に登場する組み合わせは別に♂×♀に限らず、♀×♀が意外に多かったり、♂×♂とかがないこともなかったりします。またそういう行為を行った場合にはそれなりの必然的結果が発生することもあり得ます。

 なので宗教上の理由や親の敵があるような方は、とりあえず注意して頂くのがいいでしょう


お暇ならちょいとアンケートなどに答えてもらえると更新が速くなるかもしれません


2017-08-20