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根曲竹採り
H19.6.14(月)
昨日の定休日、YさんとAさんと三人で根曲竹採りに高山方面に出かける。Aさんが今シーズン山菜採り初めてということで、最初に山ウド、ウドブキ、ホウレンバなどを採りに。それぞれかなり成長してはいたものの予定外の水菜(ウワバミソー)を含めてそこそこの収穫。次いで向った根曲竹は時期的にもよく、地面から力強く伸びた手頃のものを収穫。根曲竹は、その名に由来するとおり、茎の生え際が斜面に向いて横に伸び、その先が弓形になって立ち上がっている。背の高い笹の中を囲まれての筍採り、何度も足を滑らせ幾つもの擦り傷を負って奮闘。何とかたっぷりの収穫を得て満足気分で帰路に。帰ってからは疲れた体に鞭打って収穫物の下処理。根曲竹は採ってから下処理までの経過時間の長短によって味に大きな違いが出るとのことで、台所での茹で、皮むき作業に専念。その後、早速根曲竹の焼き物と味噌汁で遅めの夕食。新鮮さだけでなく自分で苦労して採ってきたものだけにその味わいは筆舌に尽くしがたい。
カジカ釣り
H19.6.6(水)
定休日。山菜採りが一段落したのを機に、これまで懸案となっていたカジカ釣りについて先ず漁協に様子を聞く。遊魚承認対象にはなっているもののカジカ釣りは殆ど行われていない模様で、釣り場所や釣り方について有用な情報は得られず仕舞い。どうも「受け」を仕掛ける漁法(組合員だけに許されている漁法)が専らのようである。何はともあれ、短めの竿と餌のイクラを持って昼前に川に出かける。川に着いた頃には今にも雨が降り出しそうな空模様で、急いで近くの流れに入る。しかし、流れが速いのとカジカが潜んでいそうな大きな石も見当たらず、仕方なくカジカはいそうもない脇の流れの緩やかな場所で釣り糸を垂らす。石の下に竿先を入れ、暫くして竿をあげると何と紅色の腹に針が引っかかってウグイが上がってくるではないか。カジカではないが釣れればいい。二匹目を狙って糸を垂れていると俄かに雷の音と大粒の雨が、早々に竿をたたみ引き上げることに。今日は様子見だから魚がいることが分かっただけで良しとする。次回は、行動範囲を広げてカジカのいそうなポイントを探して挑戦してみよう。
山菜行(飛騨路Ⅲ)
H19.6.4(月)
昨日の日曜日、YさんとTさんの三人で早朝から高山方面に山菜採り(山ウド、ウドブキ、コシアブラ)に出かける。今回訪れたのは、前回行った更に奥の場所で、それこそ山菜の宝庫とも言うべき場所。帰りのことを考えて採る量を調整しようと思いつつもつい目の前の獲物に夢中になって採ってしまう、人間の性というべきか。帰路、車を止めた所まで約一里ほどの道のり、肩に食い込む重い荷物を背負い、途中から雨にも見舞われ、ずぶ濡れになりながら先を急ぐ。車で山を下ると市中は雨は降っておらず、後ろに積んだ山菜と濡れた衣服のことを抜きにすれば夢中になって山菜を採り、重い荷を担ぎながら山道をふらふらしながら下り、雨にびしょ濡れになったひと時は、何か狐に包まれた想いを抱かせる。写真の通りの成果、往く春を惜しみつつ最後となろうその恵みを堪能させてもらうことにする。
蕨採り(木曾路Ⅱ)
H19.5.30(水)
定休日。11時頃、庭で犬と遊んでいたら突然Yさんが顔を見せ、若し良かったらこれから木曾のほうに蕨でも採りに行きませんかとのお誘い。急遽、支度を整え出発。あるかないかわからなかったが、何はともあれ木曾のスキー場に向う。既に車が二台止まっており、近くの林に入ってみると、取り残しではあるが太く伸びた蕨が散見される。丁度上から降りてきた方に出会ったので採れそうな場所を聞き、上のほうに登る。もうかなり既に採られていたものの手付かずの場所も見つけ、雨が降り出し始める一時間弱の間にたっぷり採り、雨の中帰路に着く。蕨はもう今シーズン駄目かなと思っていたので大満足しつつ帰路の車の中で「あとは根曲竹が出てくるのを待ちましょう」などとそろそろ終息を迎える山菜行についてこれまでを振り返り一頻り話が弾む。今、窓の外は雨、いいおしめりである。
山菜行(飛騨路Ⅱ)
H19.5.28(月)
前日の日曜日早朝、前回に引き続きYさんとTさんの三人で高山方面に山菜採りに出かける。前々日の雨で一部区間が通行止めになっていたにもかかわらずの山菜行である。残雪がある奥まで分け入り今を盛りと伸びている山ウド、ウドブキ(ヨブスマソー)、ホウレンバなどの山菜採りを楽しむ。太く長く伸びた山ウドの切り取った茎からは独特の野趣溢れる匂いがし、伸びんとするウドの力強さを感じるとともに食欲をそそられる。採る場所が切り立った斜面のため、何回も足を滑らせ帰って見たらそこらじゅう傷だらけの様。清々しい自然の中で鶯など鳥のさえずりを聞きながらの昼食、何ものにも代えがたい。帰り道ではコシアブラもとり、都合八種、盛りだくさんの山菜を抱えて帰路に着く。途中、知り合い宅に寄り成果をおすそ分けする。暫くは山の幸を堪能する日々が続きそう。何回かの山行を通じ、同行お二人のお元気な姿を拝見するにつけてもてつくづく己の体力のなさを痛感。日頃の運動不足を反省。
「火火」を観て
H19.5.21(月)
昨日の日曜日の午後、久しぶりに映画鑑賞に出かける。映画は現在も信楽の地で活躍する女性陶芸家(寸越窯窯元神山清子)の独自な陶作活動と骨髄バンク立ち上げに尽力した半生を描いた「火火(ひび)」。上映前に展示作品を見る。それは一見女性が作ったとは思われない自然釉に覆われて力強く、奥が深く見ごたえのあるもので、信楽の美しさは素肌の美と言われているが、まさにその通りで素晴らしかった。映画はどちらかといえば白血病を患った息子の話を中心に構成されており、これはこれで訴えるものがあるのだが、もっと陶作における葛藤の深層を描いて欲しかった気がする。それにしても1,200゜Cの穴窯の中の光景は迫力があり、改めて畏敬の念を感ずるとともに「土に遊ばれるのではなく土を遊んでやり、苛めてやってこそ心に訴える作品になる」との主人公の言葉が心に残る。
山菜行(飛騨路)
H19.5.17(木)
昨日の定休日、Yさんと飛騨は高山方面に山菜(狙いは山独活とコゴミ)の出具合の偵察に朝から出かける。山独活は場所にもよるが、まさに伸びつつある段階で総じてもう暫くという感じ。逆にコゴミは葉が開きかけており一週間前ぐらいに来ればよかったかなという状況。このほか、里では終わったフキノトウがまだまだ多く見られたのとイラクサが適度に伸びており食べごろの状況。蕨はこれから。桜前線が今、根室で終焉を迎えているとの報道があったが、山菜も採る場所(主に標高)によって育ち具合が相当違うことを実感。その意味でまだまだ楽しめる。天気にも恵まれ、そこそこのお土産も得られ、山のエネルギーを満身に受けおおいにリフレッシュ。一夜明けて今朝は雨、渇いた大地に水分がゆきわたり庭木や花々が活き活きとし、雨に洗われた新緑の葉と鮮やかな色とりどりの花々が心を和ませてくれる。
山菜行(木曽路Ⅰ)
H19.5.6(日)
終日雨が降り続ける中、予定通りYさんとYさんのお仲間のTさんとの三人で木曾方面に山菜採りに出掛ける。最初に向った所は標高が高いせいか、タラの芽もコシアブラも未だ蕾を持ち始めた程度で採るには忍びないといった状況。そこで地元の方に山菜情報を聞き、岐阜県寄りの標高の低い場所に移動することに。向った先ではコシアブラが丁度採り頃で程よく伸び手付かず状態で、一頻り駆けずり回りお土産をたっぷり収穫。タラの芽のほうは既にあらかた採られた後で、採り残しのもの程度しかなかったが、前回の山菜行で満喫させてもらったので今回はコシアブラ採りに専念。雨支度をしているものの中の衣服まで濡れ、肌寒さを感じながらの山菜採り、好きなだけではなく、タフでなければ持たない。食事後もベテランのお二人は雨の中でさらに一仕事。あえなく私は車の中で待機。長年やっておられるだけに流石である。大先輩に脱帽。雨に煙る木曽路、まさに春満開である。
タラの芽採り
H19.5.3(木)
昨日の定休日、予定通りYさんと山菜採りに出掛ける。朝方、一雨あったせいか空気が清々しい。先週、今後の山菜取りの段取りについて打ち合わせる。先ずは、この2日に山葵採り、6日にタラの芽、コシアブラ採りに出掛けることに。そして10日頃にはフキ、20日近辺にはウド、蕨を6月の初めには根曲竹、下旬から7月上旬にかけてはキャラブキとおおまかな段取りを立てる。
山葵を採った後、タラの芽を求めて近くの山中を巡り歩く。最初に訪れたところにはタラの芽はなかったもののエンレイソーや一人静などの山野草があちこちに見られ、目を楽しまさせてくれる。次いで訪れた場所では、穂先を伸ばしたタラの芽が山の斜面のあちこちにあり、暫し夢中になって採る。最初はYサンが示す場所を見ても何処なのかよく分からなかったが、慣れてくるにしたがって目につくようになり思った以上の収穫が。
夕食は、山葵のおひたしとタラの芽の天麩羅を満喫。
山葵採り
H19.4.24(火)
昨日午後、前回行った時にまだ花蕾が出ていなかった山葵採りにYさんと出掛ける。行ってみると殆どが花蕾を持ち、中には白い花を咲かせているものもみられ、丁度いい頃合。茎が太いものだけを採らせてもらう。それと根元から掘られた一株があったので、持ち帰って花が咲くまででも家で育てるやることにする。
山里は山桜や桃の花が咲き誇る一方、芽吹きが増し、その緑が目に優しさを与えてくれる。 久しぶりの山行なのでタラの芽の出具合を見たり、幾ばくかの山菜をとり帰宅。丁度来られていたお客さんも交え、山葵をいただく。柔らかなホウレンソウを食べているような食感で皆で美味しく堪能する。
コロの予防注射に行く
H19.4.5(木)
昨日の定休日、コロを連れて狂犬病の予防注射(2回目の洗礼)に市内の公園に出かける。着いた時には、既に多くの犬が注射をしており、コロも異様な雰囲気を感じどこか尻込み気味。注射を済ますと他の犬との交信もそこそこに会場から離れたいのか、先を急ぐ。統計によると長野県の接種率は94.8%で全国一だそうな。また、昨年、海外からの帰国者が狂犬病を発症し死亡(36年ぶり)したこともあり、予報接種への関心は高いとのこと。注射後、食べ物をやっても食べず何となくおとなしく感じたものの夕方の散歩時には元気よく飛び回って食事もしっかり摂り一安心。日中、雪が舞い寒い一日となるも小中学校では入学式が行われたとか、散歩に行く公園の桜も開花までもう間近、春は一歩、一歩駆け進む。
今日は日中暖かく、店が一段落した後、お客さんとコーヒーカップ作りを楽しむ。
春の山の恵みと香りを満喫
H19.3.28(水)
定休日。前回訪れた時にまだ芽が出たばかりでもう少し伸びてからと待っていた「ホップ」(つくしによく似た山菜。図鑑には出ておらずカラハナソーのことか?)摘みにYさんと出掛ける。ホップ摘みの前に、野生の山葵が群生している所に寄る。まだ、早いのか花の蕾をやっとつけたばかりで次回まで待つことにして比較的大きな根のものを数本だけ採る。傾斜面に清水が流れており、その周辺にまさに群生しており、一面花が咲いたらさぞかし見ごたえがありそうで楽しみである。どうも鹿か何かが茎を啄んだ跡がそこそこに見られ、動物にとっても山の恵みのひとつとなっているようだ。この後、ホップ摘みに向うが、思ったように伸びておらず大きめの物だけ摘む。その代わり、前の時はそれほどでもなかったノビルが大きくなっており一頻りノビル採りに専念。昼過ぎに戻り、春の香いっぱいのノビルの味噌汁とホップのマヨネーズ和えで遅めの昼食。まさに春の山の恵みと香りを満喫した一日。
今年初めての渓流釣り
H19.3.27(火)
ランチタイム過ぎ、釣具店に赴き懸案だった年釣り券(犀川漁協釣場)を購入。その足で岩魚を求めて薄川の上流(入山辺から扉温泉に向う途中)で釣り糸を垂れる。水は澄んでおり、水量もほどほどで足場もよく、魚さえいれば近くて絶好の釣り場といえる。幾つかポイントを当たるも魚影が全く感じられず、早々に竿をたたむ。まあ、これからおいおいもっと上流部のほうに遡って探っていってみよう。また、犀川漁協の釣場は広範囲にわたっているので薄川だけでなくいろいろな場所に出掛けて竿を垂れることにしたい。5月には犀川でのカジカ釣りも解禁になる。帰り際に川の土手に伸びていたノカンゾーの若芽を見つけ、暫し摘み、夕餉の一品とする。
春を追いかけて
H19.3.14(水)
定休日。Yさんにフキノトウ、ノビルなど春を追っかけての山の幸採りに連れて行っていただく。先ず奈良井宿のほうにフキノトウ採りに出掛ける。このほうは、ちょっと時期的に早かったのとまだ雪に覆われていて雪を取り除きながら探し出さなければならず、早々に小振りのものを幾つか採って、折り返し山辺でのノビル、ノカンゾー採りに向う。
山辺のほうは雪もなく、山里の一帯にノビルとノカンゾーが群生しており暖かい陽を浴び鳥の声を聞きながら暫し時を忘れて採取を楽しむ。空は真っ青に晴れ上がり、目の前に北アルプスの連峰が美しい姿を見せ、常念岳の左隣には三角に尖った槍ヶ岳がくっきりと見える。あらためて信州の自然の雄大さ、素晴らしさを実感する。帰って、庭の一角に何本かのノビルとノカンゾーを植える。花も咲き、すぐに増えるとのこと。これは今後の楽しみ、先ずは今夜、フキノトウの天麩羅とノカンゾーの辛子味噌和えを食し春の味わいを満喫することにしたい。
「松本検定」その後
H19.3.13(火)
昨日、先般受験した「松本検定」の合格証が送られてきた。合格証、それはそれでいいのだが一緒に送られてきた「認定証」とバッチ、一体何の意味があるのかよく分からない。単なる記念品であるならば死蔵されるだけで、松本城の一角に花なり例え一本の木でも植樹する費用に充てたほうがよっぽどいい。こういうものを配布するのなら、松本市を訪れた方々に幾ばくかでも松本の良さを理解していただく一助として活用する術を合わせ考えるべきであろう。例えば、松本市を訪れた方を同道して松本城などの施設に案内した折に、カードを提示すれば案内した本人の料金を割引するとか、考えればいくらでも知恵は出るのではないだろうか。これからご検討されるのかもしれないが、一考を促したい。
三月も半ば、春の胎動があちこちに見られるもののまだ雪がちらつくなどもう一息、山菜取り、渓流釣り、自然観察のための山野行が待ち遠しい。
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