旧東海道 有松の町並み散策

 有松絞りの発祥地、有松は慶長13年(1608年)に桶狭間の分村として東海道筋に生まれた町とのこと。絞り問屋が軒を並べる特色ある町並みは、約400年たった今も多く残っており、往時を偲ばせてくれる。この宿場町を行き交う旅人に絞り染めの手ぬぐいを売り始めたのが、有松絞りの起源だそうです。有松絞りの製品は趣があって魅力的ですが、高級品とされており、ハンカチとかTシャツなどの小物は別にして、ちょっとしたものはなかなか気軽にというわけにはいかない。毎年10月の第1日曜日には有松祭りが開催され、からくり人形が飾られた山車が街道筋を練り歩くそうで華麗で勇壮なお祭りとして有名でこちらのほうは気軽に楽しめる。市内中心部から車で30分ほどで行け、江戸時代の名残りを味わえる貴重な町である。



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