100のお題・指輪物語より

003. 鼓動

 

疲れなど感じない。

恐れなど感じない。

これは、わたしが望んだ事。

あのお方が、死に魅入られてしまわれた以上

我らに望みは残されていないのだから。

戻る者がいない家でただ待つことなどできはしない。

そう、私も私の道を行こう。

楯持つ乙女に相応しく、闇との戦場にて

功名と栄誉に包まれた死を得よう。

もう直ぐ、夜明け。

ペレノール野は、目前。

5日5晩続いた強行軍も終わりに近付いた。

王よ。父とも慕った我が主君よ。

どうか、最後までお側に。

 

 

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・・・・・・・

某所のエオウィンとファラミアのお話に刺激され、

夕べ原作を読みふけってしまいました。

エオウィンがデルンヘイムと名乗って男のふりをしてゴンドールへの

進軍についていったときのことを想像すると鳥肌がたつっつうか。

なんかねえ、エルフヘイムの部隊に匿われていたんだけど

このエオレド〈騎兵中隊)の軍団騎長をどうやって説得したのか

考えると、妄想広がりまくり。この中隊の兵士たちは

みんなメリーとエオウィンのことを承知してセオデン王とか

エオメル兄ちゃんとかに黙っていてくれたんだよね。

みんな、エオウィンの崇拝者?(くすくすくす)

うう、なんかこの辺の事書こうと思えばいくらでも

書ける感じ。マイナーな萌えですみません。