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楽譜の読み方 〜リズム編(3)〜

●Step7 三連符、シャッフル
 三連符は、一拍を3分の1にするリズムである。シャッフルは、三連符を基本とした「タッカタッカ」という感じのリズムになる。
 …と説明されても困るのが実情だ。
 連符は1つの音の長さを奇数分の1に分割する「基本リズムで割り切れないリズム」なので、実際にどう刻めば良いかがわかりにくいのだ。



●Step 7.1 三拍子
 さて、まずは三拍子から。



 等間隔のリズムなので、迷う事は無いだろう。「強拍、弱拍、弱拍」のセットをを意識して「ズン、チャッ、チャッ、ズン、チャッ、チャッ…」でもいいし、「ワン、ツー、スリー、ワン、ツー、スリー…」でも良い。



 この譜面は、先ほどの譜面を隙間を詰めて8小節分を並べただけで、それ以外には内容は全く変わっていない。
 テンポを指定していないので、さきほどの譜面の4倍の時間をかけてもいいが、少しテンポを上げてタタタタ…というリズムになる事を確認しておこう。

 
●Step 7.2 三連符(1)
 続いて三連符である。

 

 何の事はない。さきほどの楽譜と演奏内容は全く一緒である。先ほどの譜面ができたのに、この譜面を見たとたん「できない」とは言わせない。
 こちらは基本リズムが4拍子なので、
タタタタタタタタ」
というリズムの取り方になる。


●Step 7.3 三連符(2)
 四拍子の中に三連符が登場したとき、きちんと三連符で刻めるようにしておこう。

 


ツツツツタタツツ|ツツツツタタツツ」
という感じになる。


●Step 7.3 シャッフル
 三連符の「タタ」の、真ん中の音を省略(または連結)して「ータ」という形のリズムを基本とするリズムである。

 

 ータータータータ
 という感じのリズムになる。

 感覚がつかみにくかったら、
 ツタツタツタツタ
 のリズムから「ツ」の部分を弱めて作るといい。

 シャッフルビートというのは、正確には3連符で分割されている訳ではないらしいが、とりあえず三連符を基本としたリズムが刻めるようになっておこう。




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