しろうと考えではありますが・・・

一人暮らし中高年向け安否確認事業
家族を頼りにできない一人暮らしとしては、やっぱ、いざというときは、駆けつけてくれる仕組みが必要ですね。

ですが、一つだけお願いがあります。「すぐに駆けつけないでね」という、わがままなお願いです。
例えば、私が自宅で突然意識を失い、ばったり倒れたとします。すぐに駆けつけてもらうと、ひょっとしたら助かってしまうかもしれません。そして、長期入院――それは望んでいないのです。
自分で自分の介護はできません。お金も続きません。

一人暮らしとして希望するのは、「救命」ではなく、「放置されない」ことなのです。ここが「家族持ち」と違うところです(本当は家族も、そう望んでいるのかもしれませんが・・・)。

しかもそれを、「きわめて安価な方法」でやっていただきたい。
そこで、いろいろと考えました。


まず、対象者を絞ります。55歳以上くらいかな。これより若いとまだ現役で仕事をしていると思うので、本事業の必要性はありません。

ネット環境が必要です(今は高齢者だって自宅にパソコンくらいあります)。

まず、顧客のメールアドレスをサーバーに登録しておきます。そして、そのサーバーから定期的に安否確認メールを送ります。自動送信です。
メールにクリックボタンをつけて置いて、これをクリックすれば、安否が確認できます。返信されないアドレスのリストも自動的に作成されます。
どうです、これならほとんど費用はかからないでしょう。


メールに返事がなかった場合、3日後くらいに担当が電話で安否確認の連絡を入れます。
それでも電話に出ないようなら、毎日波状的に電話を入れ、さらに連絡が取れないときは自宅を訪問します。

そのためには、あらかじめ自宅の鍵を預けておく必要があります。だから、会社として信頼がおけるところでないと契約できないのです。
金融機関か保険会社、警備会社でもないと、とても安心できませんよね。
マンションに管理人がいる場合は非常用に鍵を預けている場合もあるでしょう。だから、マンションの管理会社でもいいかもしれません。

いずれにせよ、無名な中小企業ではできないサービスです。


しかし、これではお金は取れません。何もないときは、顧客は「ありがたみを感じられない」からです。
そこで、毎月定額でお金をいただく仕組みが必要です。
つづく→

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