地中熱ヒートポンプの家

地中熱ヒートポンプは、建物の建つ地域の一年間の平均気温程度の地中熱を取ることができるといわれており、空気熱ヒートポンプのように、外気温度に左右されることなく、熱を取ることができるので、寒冷地には良いシステムとなっています。地元産の木材を多用し、「地産地消」も考慮した住宅になっております。

地中熱ヒートポンプの家

地中熱ヒートポンプの家

省エネ住宅を考える時、性能の他にその土地で育った木や建材を使用することも大切な要素。それは「地産地消」の考え方であるが、この住宅は、「長期優良住宅」の認定を受け、かつ県産材を100%使用しております。 性能は、熱損失係数Q値=1.26W/㎡K、隙間相当面積C値=0.4c㎡/㎡で、設備には、地中熱ヒートポンプによる冷暖房システムや空気熱ヒートポンプによる給湯、熱交換率90%の第1種熱交換換気システムを採用した「Q=1.0住宅」です。また、高齢化に備えて平屋建てとし、車椅子にも対応したプランになっている。

竣工

平成23年1月

建設地

岩手県矢巾町

構造・用途

木造平屋建て

面積

110.96㎡

換気

第一種換気システム(ダクト式)

暖房

地中熱ヒートポンプ暖房

屋根断熱にすることで大空間を
可能にし、開放感を持たせたLDK 夜間の外部への熱放射を低減させる
引分けタイプの断熱戸のついた和室 造作の靴収納を備えた玄関 造作の本棚と机を備えた書斎 車椅子対応の出入り口ドア 地中熱ヒートポンプの家(N邸外観)