花ボタンの置き換え

完成した花ボタン

腰に付くパーツ

チャイナドレスの花ボタンは2mm真鍮パイプを薄切りした物に1mm真鍮線を差し込んでハンダ付けし、金メッキした物を塗装後に埋め込み。
ボタンを繋ぐ紐の部分は、極細真鍮パイプを補強材を入れずに万力でプレスした物。
補強材無しでプレスすると真ん中にスジが入るのでこの手のディテールを再現するのに持って来いなのです。
パーツ単体ではキラキラして綺麗なのですが、いざ組み込むと効果の程は何とも微妙ですな。

腰に付く飾りのパーツは、紐の部分を表面処理中にぶっ壊したので真鍮線を金メッキした物で置き換え。
端末部分には真鍮パイプをハンダ付けしておき、メッキ後に市販のナイロンコードワイヤーをエポキシボンドで植えてます。
元のパーツ部分はアルクラッドのペールゴールドを吹き付けたのですが、こうして見ると金メッキと遜色無いのは流石と言うべきでしょうか。
もっとも、この結果を踏まえてドレスに応用した所痛い目を見る事になるのですが・・・

写真は載せてませんが、両足の接合面も突合せ式から差し込み式に改修。
ドレスの裾も左側を若干削り込んで、もっとヒラヒラした感じにしました。
削り込んだ分左足も延長しましたが、こちらも効果の程は何とも・・・。