Volks 1/7 ミストラル・ネレイス

クリックすると拡大します。

ミストラル全身 - 正面

ミストラル全身 - 右側 ミストラル全身 - 左側

ミストラル全身 - 背中 ミストラルUP - 正面

ミストラルUP - 正面 ミストラルUP - 左側

ミストラルUP - 右側

impression

Volksより、新しく「キャラグミン」ブランドで展開しているシリーズから。
カラーレジン化と言いマスキング不要なパーツ構成と言い、以前製作した"Try GK"シリーズとはまたターゲットが違う様ですが、このパーツ数(全60点あります)でこの値段は正直拍手モノでしょう。
あと、普通に店頭で買えるという所も。

カラーレジンにつき、念の為洗浄にケミカルの類は使用せず、古式ゆかしく中性洗剤とクレンザーで洗浄してから作業開始。
パーツによってレジンの硬さが微妙に違うので、表面処理でペーパー掛けする際は注意しないとキズだらけになります。

顔のパーツが2種類入っていたのですが、今回はノーマルパーツ(a-1)をチョイス。
ヘッドドレス(f-37)は前側だけフリルの縁を薄く削ってみたのですが、手間の割には余り効果は無かった様で。
少しでもイラストのイメージに近付けるべく、前髪のパーツ(c-16)は先端を研ぎ出すと共にシャギーのモールドを深く彫り込んであります。
が、攻め過ぎると折れやすくなったり額に隙間が出来たりと色々厄介な事になりますので、もしトライされる場合は程々に。

ツインテール(c-18とc-19)は工作中の破損予防に、毛先を銅線とプラリペアで置換したのですが今回に限ればやらん方がマシだったな〜。

両腕のリボン(f-34,f-35)はどうしてもレジンの厚ぼったさが出てしまっているので本来なら置き換えしたい所なのですが、時間の都合上パーツの縁を削って妥協しました。
握り手の部分はそのままでも悪く無い出来ですが、一手間掛けて指のモールドを彫り直すと立体感が増します。

胴体は非常に凝ったパーツ分割となっていますが、一部パーツ(b-6とf-55)の段差が結構大きかったので削って修正。
それからドレス前側のフリル及び紐(f-48)は今一つ形状が気に入らなかったので、バラバラに切り離して紐の部分をABS材で置換したのですが、コレ、言わなきゃ誰も判りませんね・・・。

スカートは、一度仮組みした後にパーツを熱湯攻撃で曲げ修正してピタリ合う様に調整。
それでも残る隙間を埋めるべくエポキシパテで小細工したのですが、組み立ての際に干渉して逆効果になったので、この辺は余り攻め込まない方が良いのかも知れません。
攻めたと言えば、右腰のパーツ(b-7とe-23)と腰布(f-56)はどうやっても段差が消えなかったので、パーツを合わせて表面がツライチになるまで削ったのですが出来の方はと言いますとうーん・・・。

両脚は太腿から膝下までのパーツで両脚とも大修正を実施
個体差の範疇なのかもしれませんが、この部分の段差はちょっとねぇ・・・。

設定によると傘は武器としても使われるそうなのでそれに従い?柄は真鍮パイプの曲げ加工、先端は真鍮釘で置き換え。
束ねているリボン(f-41)は、置き換えても効果が無さそうだったのでそのまま使ってます。

組み立てで難儀する一方で、マスキングする箇所が全く無いので塗装は楽チンそのもの。
特に何のヒネリも無くサフ吹きして普通に塗りましたが、ストッキングはもう少し薄めにした方が色気があったかな・・・。
今回、瞳は付属のデカールを貼ったのですが、簡易デカールにつき糊が余り強くないので、デカールの段差消しを兼ねてクリアコートする必要がありました。

そのままでは自立出来ない為にベースのパーツも入っていますが、見た目はともかくサイズが小振りで若干安定性に欠けます。
よって木製デコパに変更し、左足に1mmステンレス線2本打って固定しました。

当サイト内の画像等の無断コピー・無断使用を禁止します。