MINE 1/6 織田上玲子
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impression
本来なら、これは2005年の最終作品とする予定だったのですが、八割位進んだ所で壁にブチ当たり、半ば放置していたのを完成させたモノです。
当初どこにもスケールの記載が無かったので後で尋ねた所、大体1/6位と教えてもらった記憶がありますなぁ。
以前作ったリアルグレイ以上に煩悩炸裂な内容となっております。
一部パーツ状態に結構厳しい物があるので完成までのハードルは高いですが、それを差し引いても、リーズナブルな価格と、完成させるとボリューム満点な所が何とも魅力的な一品ではないかと。
顔は眉が無かったので足したのと、口元をリューターで若干彫り下げた程度。
この形の眉は今回始めて作ったんですが、結構手間が掛かるのでエナメル手描きでも良かったかも。
髪のパーツは前髪の先端を尖らせる定番加工の他に、後ろ髪と首から背中の間で結構隙間が空いていたのでパテで追加工作してますが、やりすぎると服に干渉しますので程々に。
髪の毛では他に、左側のヘアピン?が気泡で潰れていたので削り取り、メッキ細工付けてますがモノが小さいので無かった事にしても正解かな、と。
上半身は、胸元を左右から服のパーツで挟み込む構成。
立体感抜群で、ここはストレート組みでも十分!と言いたい所でしたが、両腕との間で若干隙間が大きかったので詰める必要がありました。
それから両袖のベルト状パーツは削り取って真鍮帯板に換えましたが、これは中々効果的かな?と気に入っております。
一番手間が掛かったのが下半身で、パーツの合いに一部問題があったのを修正するついでに地味な工作やってますが、塗ってしまえば恐らく分からないんだろうなぁ。
右手のクリップボードは前作夏姫の工作をそのまんま応用。
2005年当時、これの工作で行き詰ったのが完成遅れの元凶なんですが、今となっては嬉々として作れます。
塗装ですが、ナース服はあざといなぁと思いつつピンク色で吹き、下着(デフォルトで丸見えです)は何色にするか迷った挙句、ちょっと濃い目のグリーンに決定。
ストッキングは当方オリジナル調合のパール掛けてますが、写真では出ないんだろうなぁ・・・。
見本が何となく「とろん」とした目線だったのでやってみたんですがコレが又難しく、困った表情と言うか中途半端な感じに見えるかも知れません。
しかも写真にすると結構アラ出てますし。
一応自立出来ますが、結構微妙なバランスだったので安全策を取って、左足にピン立ててベースに固定。
病院でよくあるPタイル貼りの床みたいに仕上げた方が「それらしい」んでしょうが、適当なテクスチャが無かったのでとりあえずミラーベースで妥協しました。