Mine ノンスケール Rely(リリィ)

10年近く前に開催された、今は無きWHFにて購入したもの。
正確なスケールは不明ですが、昔々に製作したリアルグレイと並べて推測するに、多分1/6位ではないかと思われます。

気泡はそれなりに入ってましたが（恐らく手流しと思われます）、全体としてパーツの表面状態はなかなか良好。
流石にパーツ同士の合いは極上と行かず、各部のディテールも今時のレベルと比べるとやや厳しいモノがありますが、それはそれで気楽に作れるのがオリジナルキャラの良い所。
今回も、完成させるのは楽しい作業でした。

それでは頭部から。
ポニーテールに殆どの荷重が掛かるので、接合部の軸打ちは真鍮パイプを入れてガッチリ補強。
後頭部が別パーツなので塗るには便利なのですが、隙間が結構目立ったので先に接着してエポキシパテで継ぎ目を消してます。

胴体は服のモールドが浅かった、と言うより単純な筋彫りに近かったので全て彫り直し。
胸元のリングは金属リングに置き換えましたが、胸が邪魔して(笑)ドリル刃を通すルートが無かったので、極小ビットで凹みを彫ってそこにエポキシで無理やり止めてます。

両脚ですが、接合面をリューターとエポキシパテで修正し、ブーツの靴底が省略されていたのでパーツを削って再現。

額に付くメカパーツ？は結構目立つポイント。
当初、パーツの表面をしっかり磨いて使うつもりでしたが又大人気ない事をやってしまいました・・・。

オリジナルのキャラクターですので、塗装も当方の好き勝手に塗ってます。
オリジナルは薄緑の髪の毛に白と青色主体のコスチュームですが、まるっきり無視して茶髪＆黒色ベースに・・・。
流石に全身黒一色と言うのもアレなので、両脚は肌色の上からパールホワイト重ねたり、脇腹の部分にクローム吹いたりしましたがどうでしょうねぇ・・・。

見本からして独特の飾り方してました（自立不可です）ので、ベースも一捻りが必要。
市販のアクリル製写真立てを仕入れて一手間加えました。