ATOMIC-BOM Messenger Girl (自転車編その4)

その他、細々と

ワイヤーの配索

ハンドルバーにはブレーキとシフト用、3本のワイヤーが走ります。
この手のバイクでは、ワイヤー類はハンドルバーに沿わせてバーテープ巻き付けて固定するとの事ですので、その通りにやってみました。

細めの電線3本をハンドルバーに沿わせて、細切りしたマスキングテープを巻き付けてハンドルバーに固定。
マスキングテープ部以外をマスキングして(ああもうややっこしいっ)、バーテープを塗装します。


フロントブレーキ

序盤に切り飛ばしたブレーキですが、自転車用にワイヤー式のディスクブレーキが有るとの事なので、リムブレーキから改造する事としました。

ブレーキキャリパーはタミヤのNSR500からリアブレーキの油圧配管を切り飛ばして流用。
ブレーキディスクはMotoGP用エッチングパーツから、リアブレーキディスクを裏表ひっくり返して流用。

ブレーキキャリパーを固定するブラケットは、同じくMotoGP用エッチングパーツのスイングアーム用パーツから改造したものです。


リアブレーキ

リアブレーキも、ブレーキキャリパーをスイングアームに直付けした以外は、フロントと同じパーツ構成、同じ作り方でリムブレーキを置き換えます。

そうそう、ワイヤーを通すガイドは鉄道模型用のエッチングですが、カーボンパーツに直にパーツ付けるのも変なので、1mmアルミパイプでカラーを植えてからガイドを付けてます。


スタンド

スタンドは当方定番工作、真鍮パイプの組み合わせ&ニッケルメッキ加工で置き換え。
単純な形状なのですが、最初作ったパーツは長過ぎた上に細部形状に違和感があったので二度程作り直してようやくOKとなりました。

固定はアクスルシャフトに共締め。
アクスルシャフトは別途調達した2mmの長ネジを切った物ですが、問題はナット。
このスケールで2mmのフランジ付きナットなんか、ネジのナニワにもある訳無いのですな。


アクスル用極小ナット

そんな事もあろうかと?事前に用意していたのがこのアクスル用ナット。
これもMotoGP用パーツなのですが、一般のディテールアップ用パーツと違うのはネジが切ってある所。

ただ惜しい事にネジ径が1.7mmなので、タップで2mmに切り直す必要がありました。
(ステンレス製なのでそんな無茶も出来るのです)

このメーカーの極細ボルト&ナット類は今回非常に重宝しました・・・。


完成した状態

最後に1mmステンレス線をタイア&ホイールに打ち込んで、ベースに固定したら無事完成!
自転車側にもちょっとばかし表情?が欲しかったので、ハンドルは右側に切った状態で固定しました。

組み立ての過程で次々と難題が現れた困った子?でしたが、チャレンジするだけの甲斐がある強敵でもありました。

このキット、実はもう一個買っているんで、機会があれば作例非公開で又作ろうっと。


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